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PSPのCFW対策タイトルを、直接起動させることができるクラックツールとして
PSPハックシーンでは非常に有名だったCFW Prometheus。( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
その開発者、iquidzigong氏が今月初めに突然の「引退宣言」。
発売したばかりの「モンハン3rd」への対応を予告していた矢先の発表に
一時ネットは騒然となりました。いったい何があったのでしょうか?今回その真相が明らかに。
「モンハン最新作(MHP3)の中文版のリリースが遅い!」
とクラッカーを人肉捜索で晒し刑


mhp3b

中国でも、モンスターハンターポータブル(MHP3)が発売され、日本では店の前に行列が
できたことは話題となった。人気タイトルならば、中文版が勝手に出るのがよくある流れ。
この流れは「データを吸い出す人」「クラックする人」「各文章を翻訳する人」がいて
成り立つわけだが、MHP3に関しては、12月1日の発売日前日の11月30日にデータが流出、
その日の午後にPSPクラッカーで知られる「大神」と評されるクラッカーによってクラックされた。
その「大神」氏が「身分晒し刑」こと「人肉捜索」されたとIT雑誌「電脳報」は報じた。

大神氏のやり方(良心?)として「発売から7日間はクラック用パッチをリリースしない」とし、
MHP3も例外なくすぐには公開しなかったが、これに一部のゲーマーが反発。
大神氏をネットで叩くことからはじめ、大神氏の名前、学校、電話番号、住所を暴き出した上に、
掲示板上に大神氏の個人情報をアップし、大神氏にMHP3のパッチ公開を迫り脅迫した。


この事件により、大神氏はゲームのクラックから身を退くことを宣言した。
電脳報は同記事の最後で「クラッカーを尊重することは、ゲームを尊重することだ」と締めている。
Ascii.jp

CFW Prometheus 作者、iquidzigong氏こと、大神氏。
iquidzigong氏が引退宣言を出した日の声明文と比較してみます。

〜引退宣言〜
私を支持してくれた全てのプレイヤーの皆、本当に申し訳ない!

今のこの状況は私の想像を遥かに超えている。
私の個人的な安全が確保されない事はおろか、色んな場所から私はもう
逮捕されたとの声が上がっている。
その為、私はPSPハック界から降りることにした。
プロメテウスシステムには、歴史としてこの舞台から降りて貰う事にする。
MHP3rdの突破に付いては、外国の方に任せるとする。
彼らなら一週間以内で成功させることができる筈だ。

各漢化組(翻訳グループ)の方へ、私が発布したパッチ、プロメテウス−4は全て削除してくれ。
そしてA9の管理人は私の全てのスレと私のIDを削除してほしい。

此処まで書いて不覚にも涙が込み上げるのを抑えることが出来なかった。
脳裏を横切るのはMGSPWを夢中でクラックした夜、皆が応援してくれた
私のKHBBS突破スレ、ゲームカンパニーのプログラマーとのハッキングの戦いの日々。
皆の応援は全て、私の一生の思い出となるだろう。しかし、すべては終ったのだ。

プロメテウス式の始まり方をした私に、プロメテウス式の終わりが来るとは
思ってもみなかった...
bbs.a9vg.com
モンハン3rd を CFW PSPで起動をさせてくれるはずだった Prometheus-4 が、まさかの公開中止

「私の個人的な安全が確保されない」
この言葉は今回の記事での"晒しあげ"の件と一致します。

なるほどそういう事情がありましたか。残念。( ´・ω・)y─┛~~~oΟ