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カラス餌付け禁止条例、氏名公表も…大阪・箕面

2010年12月21日(火)0時4分配信 読売新聞 

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 大阪府箕面市議会は20日、カラスの鳴き声やふんによる被害を防ぐため、カラスへの餌付けを禁止する条例案を可決した。

 中止命令に従わない場合は氏名を公表して刑事告発し、違反者には10万円以下の罰金が科される。施行は来年7月1日。市によると、カラスに限定した罰則付きの条例は全国で初めてという。

 条例では、餌付けのほか、カラスが集まるとわかっていながらイヌやネコに与えた餌や生ごみの放置を繰り返す行為も禁止し、速やかな回収を義務づけた。近隣住民から被害相談があれば、市職員が民有地でも立ち入り調査できる。

 市内では、桜井地区の1軒の民家に、ネコの餌を狙って一時、約300羽が集まり周辺の被害が深刻化。市は2年前から捕獲や反射鏡による追い払いなどを続けており、抜本的な対策が必要と判断、条例を制定することにした。





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