アフガン支援、日本に働き掛け＝「自衛隊は自信不足」と米外交公電―NZ紙

　【シドニー時事】ニュージーランド・ヘラルド紙（電子版）は21日、内部告発サイト「ウィキリークス」に流出した在ウェリントン米大使館発の外交公電の情報として、ニュージーランド政府が日本に対し、アフガニスタン・バーミヤン州でのニュージーランド主導の地域復興チーム（PRT）への参加を促し続けたものの、実現しなかったと報じた。
　2008年8月の公電によると、ニュージーランド国防省幹部は、過去9カ月間にわたって日本に参加を求めたと説明。09月4月の公電によると、同省当局者から、日本との2国間協議でアフガン支援拡大を継続的に訴えたがほとんど効果がなく、「日本の自衛隊は、自信不足で十分に成果が上げられないことを心配し、憲法上の制約を隠れみのにしている」との見方が示されたという。　

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