答弁本文情報
平成二十二年十一月十六日受領
答弁第一三八号
内閣衆質一七六第一三八号
平成二十二年十一月十六日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員浅野貴博君提出ミャンマーで邦人が拘束された件に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員浅野貴博君提出ミャンマーで邦人が拘束された件に関する質問に対する答弁書
一について
政府としては、本年十一月七日、山路徹(本名松本徹)氏が、タイ王国(以下「タイ」という。)のメソットから国境の川を渡りミャンマー連邦(以下「ミャンマー」という。)に不法に入国した疑いで、ミャンマーのミャワディにおいて、ミャンマー警察当局に身柄を拘束され、事情聴取を受けていたが、同月九日、拘束を解かれ、ミャンマーのミャワディからタイのメソットに到着したと承知している。
二から四までについて
政府としては、山路徹(本名松本徹)氏拘束の情報を把握した本年十一月七日、外務本省から在京ミャンマー大使館に対し、また、在ミャンマー日本国大使館からミャンマー外務省に対し、同氏拘束の理由を照会するとともに、邦人保護の観点から、同氏身柄の安全確保、領事面会の早期実施等について申入れを行った。また、同月八日以降も様々な機会をとらえて、在ミャンマー日本国大使館からミャンマー政府に対し、同様の働きかけを行ってきたところ、同月九日、同氏の拘束が解かれたため、領事面会は実施していない。