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やっつけ実況プレイ動画作成講座・その1 録画編

ブログ更新のネタを作るために実況プレイ動画の録画方法を綴っていきます。
この手の情報はありふれているので今更という感じでもありますが。
やり方は2年前からほぼ変わっていないのでこれからも大体はこれでいけるかなーと思います。

基本的に画質命の設定でいきます。
「画質の悪い動画は全てこの世から消え去るべきなんだ!」とまでは言いませんが、やはり画質は良いに越したことはありません。
どんなに面白い動画でも画質が悪いために開始3秒でブラウザバックされてしまうこともあります(自分はよくやります)。
要するに動画が面白いかどうかは分からないけど、とりあえず画質を上げて少しでも見られるように努力しましょうということですね。


それでは実況プレイ動画作成講座第一部の録画編です。
実況音声の録音や外部機器入力についての説明はありません。純粋に録画のみについてです。
なので録画テスト用に適当なPCゲームを用意しておいて下さい。フリーソフトでもOS付属のゲームでもかまいません。
ちなみに環境はWindowsXPです。Vista/7でも同じ方法が使えるかどうかはわかりませんのであしからず。


まずは下記のソフトをダウンロードします。

アマレココ(ライトではなく通常版) & AMV2MT/AMV3ビデオコーデック
http://amamaman.web.infoseek.co.jp/

FaderController
http://www.terra.dti.ne.jp/~vivas/

Windowsムービーメーカー(Vista/7の方向け。XPには最初から入っています)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=d6ba5972-328e-4df7-8f9d-068fc0f80cfc


ダウンロードできたら設定や録画について折込でたらたらと綴っていきます。
■インストール

まずはアマレココとFaderControllerを解凍してから任意のフォルダに移動して下さい。
インストール不要なタイプなのでCドライブ以外の分かりやすい場所にするのが良いと思います。

AMV2MT/AMV3ビデオコーデックは解凍した後に【setup.exe】を実行してインストールします。

インストールが完了したら、録画するゲームを先に起動してからアマレココを起動して下さい。



■アマレココの設定

アマレココを起動したら、まずはルーキーモードを解除します。
【ファイル】【ルーキーモード】をクリックしてチェックを外して下さい。
rookie



次にAMV3コーデックの設定をします。
【ファイル】【AMV3コーデック設定】をクリックして設定画面を開きます。

amv3

【圧縮】【S2:可逆標準】を選択します。
これが圧縮率と画質のバランスが一番良いと思います。
ただしPCのスペックによっては動作が重いかもしれないので、その場合は処理速度がより高速な圧縮形式を選択して下さい。



次にレジストキーを登録します。
AMV3コーデック設定画面の【レジスト】をクリックすると下記画面が開きます。

resist

【ライセンスキー】の欄にレジストキーを入力して【登録】をクリックします。
レジストキーはアマレココに同梱されている【readme_jp.txt】に記載されています。
レジストキーは登録しなくても動画をキャプチャすることはできますが、画面にAMVというロゴが表示されてしまいます。
ロゴが入ったままだと手抜き動画だと思われてしまう可能性もありますので注意しましょう。



次に録画の設定をします。
最初の画面に戻ってメニューの【設定】をクリックして設定画面を開きます。

kihon

まずは【基本設定】タブが開いていると思いますのでそこから設定します。
【設定名】にゲームのタイトル等を設定します。
【ファイル名】もゲームのタイトル等で良いと思います。自分が分かればどんな名前でもOKです。



次に【ビデオ1】タブを開きます。

video_1

【フレームレート】を設定します。初期値は30になっていますが特別な事情がなければ30で良いと思います。
60fpsのヌルヌル動画を作りたい場合は値を変更して下さい。
ただしfpsが増えれば動画のファイルサイズも大きくなるのでHDDが圧迫されます。
【ビデオ圧縮】【AMV3 高速】を選択します。
【ウィンドウ指定】にチェックを入れてキャプチャしたいゲーム画面を選択し、【子】【クライアント領域】を設定します。



次に【ビデオ2】タブを開きます。

video_2

【画像縮小】にチェックを入れます。
【幅】を512、【高さ】を384に設定します(ボタンを押す必要はありません)。
縮小設定は意外と重要です。ニコニコ動画のサイズ(512x384)に合わせることで動画のファイルサイズを抑えて編集やエンコードの負荷も減らすことができます。
アスペクト比16:9の動画をキャプチャしたい場合は640x360に設定すればOKです。
【処理モード】【SSE】に設定します。設定できない場合は【標準】を使って下さい。
【タイムスタンプ】のチェックを外します。
このチェックを付けたままだと画面右上にキャプチャ時間が表示されてしまいます。



【オーディオ/録画タイプ】タブは特に変更する必要はありません。



最初の画面に戻ってキャプチャ範囲を確認します。

torikomi_1


赤丸で囲ったボタンを押すとキャプチャ範囲が表示されます。



半透明の青枠がキャプチャ範囲です。

torikomi_2

キャプチャ範囲にタイトルバーが含まれていないのが分かると思います。
【ビデオ1】で設定した【クライアント領域】がタイトルバーやメニューバー等を含まないゲーム画面のみをキャプチャーするという設定になっています。
キャプチャ範囲表示ボタンを再度クリックすれば青枠を非表示にできます。

また【ビデオ1】で設定した【ウィンドウ指定】を設定しなかった場合は手動でキャプチャ範囲を設定することができます。

torikomi_3

手動でキャプチャ範囲を指定する場合は左上のボタンをキャプチャしたいウィンドウへドラッグすればOKです。
2つ並んでいる左のボタンがウィンドウ全体指定、右側がクライアント領域指定です。
キャプチャ範囲表示ボタンか右上のボタンを押すとキャプチャ範囲の青枠を非表示にすることができます。



■録画する

【スタート】を押せば録画開始、【ストップ】を押せば録画終了です。
ショートカットキーを使って操作することもできます。
【Ctrl + Z】で録画開始、【Ctrl + X】で録画終了です。

【Ctrl + Z】と【Ctrl + X】はアンドゥやペーストのショートカットキーとして他のアプリケーションでも使われていますが、アマレココを起動したままで操作をするとアマレココの動作が優先されます。
要するにアンドゥとコピペが利かなくなります。
録画終了後は忘れずにアマレココをちゃんと終了させましょう。



■録音デバイスの設定

とりあえず録画は出来たと思いますが、音量が大きかったり小さかったりあるいは無音だったりしたのではないでしょうか?
ということで録音デバイスと音量の調整をします。
まずFaderControllerを起動します。
するとタスクトレイ(デスクトップ右下)にアイコンが表示されます。
こんなの→fc icon



アイコンをクリックするとボリュームコントロールが表示されます。
ここでは例として二種類画像を用意していますが、ここでは左を【通常タイプ】右を【デバイス独立タイプ】と呼びます。
緑の枠が再生デバイス、赤の枠が録音デバイスです。ちなみにサウンドデバイスの種類によって項目名は異なる場合があります。
ステレオミキサーの表示がない場合は録音はできませんので、ステレオミキサー機能のあるサウンドデバイスを購入するしかありません。
(Vista/7ならばステレオミキサーなしでもアマレココで録音可能らしいですが、XP環境でしか試したことがないので興味のある方はググってみて下さい)

fc_1.jpg     fc_2.jpg

再生デバイスの【マスタ音量】【WAVE】を適当な値に設定します。ここは普段設定している値そのままで構いません。
他の再生デバイスは必要に応じて調整したりミュートしたりして下さい。余計な音を入れたくないならば【マスター音量】【WAVE】以外はミュートにしてもOKです。

次に録音デバイスが【通常タイプ】なら【ステレオミキサー】を選択して適当な値を設定します。10でも100でも今は何でもOKです。
【デバイス独立タイプ】なら【録音コントロール】【ステレオミキサー】以外をミュートにして【録音コントロール】に適当な値を設定します。

設定ができたら再度録画してみて下さい。



■動画の音量チェック

動画に音声を乗せることができたら、次は最適な音量設定を探します。
音声の波形表示ができる動画編集ソフトなら何でも構いません。
ここではOS付属の【Windowsムービーメーカー】を使うことにします。無料です。無料最高。
ちなみにムービーメーカーの使い方についてはここでは省きます。

movie maker

ムービーメーカーに録画したファイルを取り込んで【オーディオ/音楽】のトラックに動画をドラッグします。
しばらく待つと音声が波形表示されます。
ここで最も音量の大きい箇所で波形が振り切らない程度に音量を調節します。
厳密な基準はないのでぱっと見の感覚で判断して大丈夫です。

音声だけを録音しながらリアルタイムで波形を確認する方法もありますが説明が面倒なので省きます。
あるいは音量を数値で確認する方法もありますが説明が面倒なので省きます。


FaderControllerで再度音量を調整します。
調整するコツとして【マスタ音量】【WAVE】の値を固定して【ステレオミキサー】の値だけを操作するのが良いと思います。
【マスタ音量】【WAVE】を変更するとスピーカーの音量も変わってしまうので変更しない方が良いですね。
【ステレオミキサー】をだけでは最適な音量を得られない場合のみ変更することをおすすめします。

注意するのは音量が小さすぎないようにすることです。
大きすぎる場合は音割れするのですぐに気付きますが、小さい場合はわかりにくいです。
なので音量はしっかりと波形で確認した方が良いですね。
音量は波形を振り切らない範囲でなるべく大きめにと覚えておくと良いと思います。

録画→波形確認→音量調整を繰り返して最適な音量を探して下さい。



■終わり

ということで今回は録画のみの説明でした。
この記事だけではまだ実況プレイ動画を作ることはできないですが一番重要な部分ではあります。
次回以降で実況音声の録音や外部機器入力について書いていこうかと思います。

質問等がありましたらメールを頂ければお返事なり記事に追記なりしますね。
ブログのコメントよりはメールの方が気付きやすいと思います。

ではでは。
   22:56 | Comment:4 | Trackback:0 | Top
 
 
Comment
 
おつかれっす・・
毎回大変そうですねーー
慣れたら簡単でしょうけど・・

新作ってDMC3ですか?
 2010.12.01 (水) 11:20 [Edit]
 郵便をなくした人 [URL] #-
おっ!新作ですか・・・楽しみにしています!
前から録画に使っている機器は気なっていたんです。
 2010.12.02 (木) 21:13 [Edit]
 郵便をなくした人 [URL] #g0BEb.Ww
↑新作ではなくて更新でした。すいません
 2010.12.02 (木) 22:55 [Edit]
  [] #
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます 2010.12.14 (火) 22:42 [Edit]






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