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災害・救急情報
(平成22年12月21日更新)
〈掲載内容については、速報値であり、今後変更になる場合があります。〉

1 災害・救急件数
2 主な火災・救助等の概要
3 都民のために活躍する消防団
<大井消防団の災害活動>
4 救われた尊い命
<川で溺れた小学生を救助した中学生3人に新井消防総監が感謝状を贈呈>
5 情報フラッシュ
<平成22年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練を実施しました>


1 災害・救急件数
項目

12月20日計

本年累計 対前年増減
火災件数 16件 4,887件 -521件
焼損床面積 286平方メートル 24,976平方メートル -3,766平方メートル
火災による死者 1人 99人 -22人
火災による傷者 8人 901人 -86人
救助件数 87件 22,650件 1,703件
危険排除件数 14件 5,750件 98件
緊急確認件数 17件 6,248件 209件
救急件数 2,129件 677,570件 45,671件


2 主な火災・救助等の概要

〈こちらの関連ページもご覧ください〉
つけましたか?住宅用火災警報器!(生活安心情報)
くらしの安全住まいの防火(生活安心情報)
事業所向けアドバイス(防火管理の基礎知識等)
東京消防庁電子学習室
平成22年上半期(1月〜6月末)の火災状況について

日時
概要
1 11月28日
0時45分頃
(住宅火災)
 台東区東上野で、共同住宅25平方メートルを焼損する火災が発生しました。
 東京消防庁では、この火災に対して、浅草消防署等から特別消火中隊を含む消防車両26台を出場させ、消火活動にあたり、火元建物から逃げ遅れた男性3名、女性2名を救出し、2名を医療機関へ搬送しました。
2 11月8日
11時18分頃
(住宅火災)
 練馬区豊玉北で、共同住宅30平方メートルを焼損する火災が発生しました。
 東京消防庁では、この火災に対して、練馬消防署等から特別消火中隊を含む消防車両29台を出場させ、消火活動にあたり、火元建物から逃げ遅れた男性1名、女性1名を救出し、医療機関へ搬送しました。
3 10月2日
0時28分頃
(住宅火災)
 江東区亀戸で、住宅計2棟40平方メートルを焼損する火災が発生しました。
 東京消防庁では、この火災に対して、城東消防署等から特別消火中隊を含む消防車両23台を出場させ、消火活動にあたるとともに火元建物から逃げ遅れた男性1名、女性1名を発見救出し、医療機関へ搬送しました。

3 都民のために活躍する消防団

 消防団は、わが街を災害から守るという使命感のもと、地域の防災リーダーとして幅広い活動を行っています。このため、若い方々の消防団への入団が不可欠です。消防団への入団をお待ちしております。

〈こちらの関連ページもご覧ください〉
首都東京を守る消防団(消防団の紹介)
消防団員募集
〈概要〉
概要
1 9月 (西新井消防団の災害活動)

 足立区江北で住宅等5棟が焼損する火災が発生し、火災の発生場所を管轄する西新井消防団第9分団及び近隣する第8分団が支援分団として出場しました。
 西新井消防団は、消防署隊と連携し、積極的に火勢制圧、隣棟への延焼阻止活動等、酷暑の中、長時間にわたり活動しました。
 この積極的な活動に対して、西新井消防団第9分団及び第8分団に消防総監賞が授与されました。
2 6月 (西新井消防団の災害活動)

 足立区西新井本町で住宅等7棟が焼損する火災が発生し、火災の発生場所を管轄する西新井消防団第3分団として出場しました。
 西新井消防団は、先着した消防署隊と連携し、火勢制圧及び隣棟への延焼阻止活動を実施しました。
 この活動に対して、西新井消防団第3分団に警防部長賞が授与されました。
3 5月 (千住消防団の災害活動)

 足立区千住寿町で住宅等4棟が焼損する火災が発生し、火災の発生場所を管轄する千住消防団第5分団及び近隣する第6分団が支援分団として出場しました。
 千住消防団は、消防署隊と連携し、火勢制圧及び隣棟への延焼阻止活動並びに要救助者の救助活動を実施しました。
この積極的な活動に対して、千住消防団第5分団及び第6分団に消防総監賞が授与されました。

4 救われた尊い命

〈状況概要〉
月日
概要
1 11月
(調布)
(線路に転落した男性を救助した男性2名に消防総監感謝状を贈呈)消防総監感謝状贈呈式写真
 調布市の京王線仙川駅で、ホームから転落した方を救助した男性2名に対し、調布消防署では11月8日、消防総監感謝状を贈呈しました。
 11月5日(金)20時頃、京王線仙川駅でホーム上から男性が線路に転落しました。後ろに並んでいた男性は、約150メートル付近に接近してくる電車を確認し、すぐに線路上に飛び降り、転落した男性をホーム下の退避構に引っ張り入れました。
 もう一人の男性は転落した男性と救助のため線路上に降りた男性を目撃したため、ホームに進入してくる電車に向かって走りながら雑誌を振りながら知らせました。
電車は約5秒後に転落場所を通過して10両編成の8両目の位置で停止しました。

〈こちらの関連ページもご覧ください〉
身につけよう応急手当〜手当の重要性〜(生活安心情報)
倒れている人をみたら 応急手当の手順(生活安心情報)
応急手当を覚えよう 応急手当に関する講習(生活安心情報)
東京消防庁電子学習室(応急手当の方法)
2 6月
(清瀬)
(川で溺れた小学生を救助した中学生3人に新井消防総監が感謝状を贈呈)
消防総監感謝状贈呈の様子 消防総監感謝状贈呈式写真
 東京消防庁では、清瀬市内の柳瀬川で川遊びをしていて溺れた小学生を川に飛び込み救助して、心臓マッサージ(胸骨圧迫)等の救命処置を行い、意識を回復させて命を助けた中学生3人に、6月23日、中学生達が通う中学校において、新井消防総監から消防総監感謝状を贈呈しました。
 6月19日(土)14時50分頃、清瀬市内の柳瀬川で川遊びをしていた小学2年生の男児2人が、深みにはまって溺れ、1人は自力で岸まで泳ぎ着きましたが、1人は河川中央付近でうつ伏せのまま動かなくなってしまいました。
 その状況を発見した中学3年生の女児が、友人の中学3年生と1年生の男児(2人は兄弟でした。)に知らせ、兄弟が川に飛び込み、小学生を救助し、岸に引き上げました。
 救助された小学生は、意識・呼吸がない状態であったため、発見した女児が約2分間心臓マッサージ(胸骨圧迫)を継続して行ったところ、体を動かすとともに、口から水を吐き出し、意識が回復しました。
3 6月
(上野)
(JR鶯谷駅でホームから転落した方を救助した男性に消防総監感謝状を贈呈)消防総監感謝状贈呈の様子
 台東区根岸のJR鶯谷駅で、ホームから転落した方を救助した男性に対し、上野消防署では6月17日、消防総監感謝状を贈呈しました。
 6月6日(日)午後2時頃、JR鶯谷駅ホームから男性が誤って線路に転落しました。物音でこれに気づいた男性は、ホームから線路上に降り、転落した男性を助け起こしホーム上に救助しました。
 また、転落を目撃し非常停止ボタンを押下し、二次的災害の防止に努めた方々に対しても、後日署長感謝状を贈呈する予定です。
 別の男性1名が、転落した男性をホーム上に引き上げるのに協力するとともに、救助した男性がホームに上る際にも手を貸しましたが、まだこの男性の身元が確認できていません。お心当たりのある方は、上野消防署までご連絡ください。

上野消防署ホームページはこちら
4 6月
(目黒)
(軌道敷地内に転落した女性を救助した男性2名に消防総監感謝状を贈呈)消防総監感謝状贈呈の様子
 目黒区自由が丘の東急東横線自由が丘駅で、ホームから軌道敷地内に転落した女性を救助した男性2名に対し、目黒消防署では6月15日、消防総監感謝状を贈呈しました。
 6月13日(日)午後7時頃、男性は、帰宅途中の自由が丘駅ホームで電車を待っていたところ、電車のライトが近づく中、ホームから転落する女性に気づき、非常停止ボタンを押下するとともに、ホームから線路に降り、もう1名の男性と協力してホーム上に女性を押し上げて救助しました。電車は入線ホームの手前約30メートルで停車しました。

5 情報フラッシュ
月日
概要
1 11月20日

11月21日
(平成22年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練を実施しました)
  
 11月20・21日、中央区晴海及び稲城市大丸周辺のメイン会場ほか6会場において平成22年度緊急緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練が行われました。「東京湾北部を震源とする地震が発生し、都内で震度6強を観測した」との想定のもと、関東ブロック1都9県、消防部隊480部隊、2048人が参加し、当庁で初めての受援対応訓練や昼夜に及ぶ長時間訓練等を行いました。
 また、本訓練に合わせ、全消防職員1万8千人及び消防団員を動員する東京消防庁総合震災消防訓練も実施されました。

地震に備えてのページはこちら
2 11月7日 (平成22年秋の火災予防運動 ファイアーフェスティバル2010@豊洲)
ファイアーフェスティバル2010@豊洲 ファイアーフェスティバル2010@豊洲
 11月7日、アーバンドックららぽーと豊洲(江東区豊洲二丁目)においてファイアーフェスティバル2010@豊洲が開催され、一日消防署長に女優の工藤綾乃さんを迎えて消防演習が行われました。
 また、会場内に設置された「しょうぼうひろば」では、音楽隊とカラーガーズ隊によるパレードが行われたほか、煙体験ハウスなどの各種体験コーナーが設けられ、イベントに参加した都民の方々の火災予防意識の高揚を図りました。

平成22年秋の火災予防運動(広報テーマ11月号)についてはこちら
ファイアーフェスティバル2010@豊洲についてはこちら
3 10月21日 (はいだしょうこさんに消防総監感謝状を贈呈しました) はいだしょうこさんに消防総監感謝状を贈呈
 10月21日、東京消防庁本部庁舎において、秋の火災予防運動ポスターの製作に協力していただいた、歌手のはいだしょうこさんに対し、新井雄治消防総監から消防総監感謝状及び、記念品のキュータ人形が手渡されました。

平成22年秋の火災予防運動(広報テーマ11月号)についてはこちら
4 9月9日 (平成22年度東京消防庁救急セミナーを開催しました)平成22年度東京消防庁救急セミナー
 9月9日の救急の日、東久留米市スポーツセンターにおいて、平成22年度東京消防庁救急セミナーを開催しました。
 この救急セミナーでは、心肺蘇生をはじめとする応急手当の普及及び救急業務に対する意識の啓発を目的とし、普通救命講習などが行われました。
 当日は、スポーツX(積極的な社会貢献を目指すスポーツ選手の団体)から、プロレスラーの蝶野正洋氏やAKIRA氏らに応援参加していただき、多くの参加者にご来場いただきました。

救急の日・救急医療週間についてはこちら
応急手当講習会のページはこちら
5 7月24日 (都民と消防のふれあいコンサートを開催しました)
都民と消防のふれあいコンサート 都民と消防のふれあいコンサート
 7月24日、日比谷公会堂において、当庁音楽隊とカラーガーズ隊による都民と消防のふれあいコンサートが開催されました。
 このコンサートでは、当庁ダンス部会をゲストに迎え、音楽隊、カラーガーズ隊との共演が都民に披露されました。

東京消防庁音楽隊のページはこちら
6 5月29日 (平成22年度 東京消防庁・足立区合同総合水防訓練を実施しました)
合同総合水防訓練の様子 合同総合水防訓練の様子
 5月29日、足立区千住大川町の荒川右岸河川敷におきまして、平成22年度 東京消防庁・足立区合同総合水防訓訓練が実施され、当庁と各関係機関等が連携し、参加人員1,160名・車両等81台(ヘリ・舟艇含む)による水防活動及び救助活動等の訓練が行われました。

集中豪雨などの水災に備えよう(広報テーマ5月号)
7 5月16日 (平成22年水の消防ページェントを開催しました)水の消防ページェント写真
 5月16日、晴海埠頭において、平成22年水の消防ページェントを開催しました。
 消防艇等による分列航進や航行放水、水難救助、船舶火災演習、音楽隊の演奏等を披露しました。また、防災ひろばでは、初期消火体験、地震体験、車両展示なども行いました。
 当日は天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。

平成22年水の消防ページェントアルバムはこちら
平成22年水の消防ページェントのページはこちら
8 3月26日 (電子学習室に新コーナー「日常生活における事故を防ぐ〜子どもの安全〜」を追加)電子学習室「子どもの安全」画像
 東京消防庁ホームページにおいて、防火・防災・救急などの知識を深めていただくための電子学習室に、新コーナー「日常生活における事故を防ぐ〜子どもの安全〜」を追加しました。
 このコーナーでは、ゲームやクイズにより、成長期別に分かれた4つのコースで、子どもの特徴や日常生活における危険要因を学んでいただけます。
 4つ全てのコースを終了すると、エンディングがご覧いただけますので、ぜひチャレンジしてください。

東京消防庁電子学習室はこちら

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