ゲストさんログイン /ブログを作る

統合検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

無罪主張の62歳被告「犯人は…」と第三者の実名を叫ぶ

 「全部でたらめで、全部うそです」。京都地裁で21日開かれた京都府舞鶴市の小杉美穂さん=当時(15)=殺害事件の初公判。無罪を主張する中勝美被告(62)は罪状認否で否認した後、第三者の実名をあげて犯人だと主張し、裁判長から注意を受けた。傍聴席からはどよめきの声があがり、被害者参加制度で出廷した小杉さんの母親(40)が悔しさを押し殺すように聞き入った。事件の立証をめぐり検察側と弁護側の激しい攻防が始まった。

 午前10時前、満席となった第101号大法廷に上下灰色ジャージー姿で現れた中被告は口元に笑みを浮かべながらも、傍聴席にちらちらと視線を送りながら腰を下ろした。検察側の席に弁護士とともに座っていた小杉さんの母親は静かにうつむいていた。

 「中勝美です」。笹野明義裁判長の問いかけに、中被告は名前や生年月日などを淡々と答え、検察側から起訴状が朗読されると、落ち着かない様子で身体を左右に揺らしていた。

 罪状認否では、中被告が「全部でたらめで、何も関係ありません」と大声で発言。中被告は裁判長から注意され、警察官に両腕を押さえられて、ようやく座った。小杉さんの母親は、中被告の発言を目に涙を浮かべて聞いていた。

 その後、検察側の冒頭陳述で、検察官が数々の状況証拠をあげ、「中被告以外に犯人はありえない」と指摘すると、中被告は検察官を十数秒間、にらみつけた。

 公判に際して、小杉さんの母親は弁護士を通じ、「毎日がもどかしい日々でしたが、しっかりした審理をしていただくためだと思って過ごしておりました」とのコメントを寄せた。

このニュースを共有

関連ワード:
中勝美  検察  弁護士  京都府  小杉美穂  
Ads by Google

関連ニュース:中勝美

国内アクセスランキング

写真ニュース

『ジョジョの奇妙な冒険』作者荒木飛呂彦氏が若返りの謎――解き明かす7つの仮説 “VOGUE”な美の祭典で石原さとみさん「どうありたいかを問うことができた」 「モノポリーの新世界観」コンテスト、「アリスインワンダーランド」が受賞 子どもの小学校入学 働くママは不安でいっぱい!?
58万人が盛り上がる! Xmasの新トレンド“マルシェ”の魅力とは ライブドアのエンジニアが選ぶ保険とは? 亀頭炎や陰茎ガン発症のリスクも!? 包茎にまつわるこわーい話 週刊ポスト「水嶋ヒロ受賞は八百長」 事実無根とポプラ社は抗議
「暗号」駆使して出会い系携帯サイトに書き込む少女たち 女の疲れを癒す温泉事情 運転が下手な彼とつきあえる? 武田双雲氏のプレミア書道教室を無料ライブ配信

特集

ケータイでニュースを見る
QRコード 行きの電車、帰りの電車で
livedoorニュースを読もう!
ケータイにメールを送る
livedoor サービス: