【沖縄】基地の実態を、アメリカ大学生が普天間見学

12/20 18:45 更新

菅総理は空からの視察でした。沖縄県の基地の実態を学ぼうと、アメリカの大学生たちが普天間基地を見学です。沖縄で基地問題について学んでいるのは、ワシントンDCにあるアメリカン大学の学生など14人です。学生たちは20日、宜野湾市の高台で広大な普天間基地を見学し、市の職員から騒音被害などについて説明を受けました。学生たちは「アメリカ本国では、沖縄にアメリカ軍基地が存在すること自体ほとんど知られていない」となど話し、戦後、住民の土地を奪って基地が造られたという背景や、住宅地の真ん中に巨大な基地があるという危険な状況を知り、ショックを受けた様子でした。学生の1人は「アメリカ人として私たちは、ここでの基地問題について、もっと知る責任があると思ったし、できれば、それを変えることができればと思ったので」と話していました。学生たちは滞在中、沖縄の学生と交流したり、普天間基地の移設先とされている名護市辺野古なども見学したりします。