(cache) 鰯の頭も信心から - 語源由来辞典

鰯の頭も信心から

【意味】 鰯の頭も信心からとは、イワシの頭のようなつまらないものでも、信仰すれば非常に尊いものに見えることから、信仰心の不思議さをたとえたことわざ。主に、新興宗教などに対し、皮肉の意味で使われることが多い。「鰯の頭」は「いわしのかしら」とも読む。

【鰯の頭も信心からの語源・由来】

節分の風習に由来する。
近世以降、節分に鰯(いわし)の頭を柊(ひいらぎ)の小枝に刺して、戸口に挿す風習が行われるようになった。
これは、鬼の嫌いな柊のトゲと鰯の臭気で鬼を退散させようとしたものである。
ここから、つまらない信仰の代表として鰯が使われ、さらに値打ちのない頭でつまらない意味を強調したのである。
なお、鰯の頭と柊を戸口に挿す風習は、注連縄に鯔(なよし)の頭と柊を飾っていた平安時代の風習に由来する。

【関連語】

【旬!!情報一覧】

【オススメワードで検索】


【お買い物ワードで検索】


更新情報

週間ランキング

語源由来検索

注目の情報

月間ランキング


▲ ページトップ ▲

オールガイド地名由来辞典オフィシャルブログ.JP

Copyright ©2003- 語源由来辞典 All Rights Reserved.