［宮崎信行のプロフィール］
政治ジャーナリスト・国会ウォッチャー
元日本経済新聞（日経）政治部記者
宮崎信行（みやざき・のぶゆき）
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政治ジャーナリスト・国会ウォッチャー
元日本経済新聞（日経）政治部記者
宮崎信行
1.特集 広がる自治体のGIS活用 / 宮崎 信行 日経地域情報. (402) [2002.11.4]
2.断面 田中康夫氏、長野県知事選圧勝 「怒れる無党派」健在 進む「脱公共事業」の流れ / 宮崎 信行 日経地域情報. (399) [2002.9.16]
5.全国調査 自治体の企業会計的手法導入--浸透する行政コスト計算書作成 / 宮崎 信行 日経地域情報. (395) [2002.7.15]
6.自治体の民間管理手法(下)進化する行政評価--導入済み・試行中の都道府県は95%、市は35% / 宮崎 信行 ; 石村 泰宏 日経地域情報. (393) [2002.6.17]
7.調査 自治体の民間管理手法(上)普及期に入ったPFI / 石村 泰宏 ; 宮崎 信行 日経地域情報. (392) [2002.6.3]
8.戦略プロジェクト21 神奈川県--臨海部再生を軸に環境共生へ / 宮崎 信行 経地域情報. (346) [2000.07.03]
１９７４年３月１日、東京女子医大附属第二病院（東京女子医大東医療センターに改称）生まれ、３月８日付で東京都北区転入。父は城北地区を代表する鍛圧（プレス）機械・工作機械販売商社「宮崎機械株式会社」の創業社長で、私は二人兄弟の次男です。
北区立滝野川第四小学校を経て、日本大学第二中学・高校（杉並区）に進みました。中学・高校時代は、生徒会活動や、新潮文庫と映画館が好きな生徒でした。当時のあだ名は「師匠」。
バブル経済絶頂期の東京での生活は、とても楽しい毎日でした。しかし、環境問題、林立する高層ビル、画一的教育に心の貧しさを感じていました。
１４歳ごろ、本気で「永住権をとって、アメリカ人になりたい」と思い、中学３年生の夏休み、単身で渡米しました。ニューヨークで従兄と落ち合ってアメリカを見て回ったのですが、日本の良さも感じ、日本人として生きていこうと思いました。次の春休みには東北一人旅でおくの細道巡り。それでもアメリカへの憧れも強かったので、次の夏休みには米カリフォルニア州・サンディエゴで１ヶ月間ホームステイを経験しました。
ホームステイ中に首相が宇野宗佑さんから海部俊樹さんにかわりました。リクルート事件で、政治への関心が高まり、私も政治学科に進学し、政治家になることを志しました。
１９９２年、早稲田大学政治経済学部政治学科に入学。大学では、安全保障論・国際政治学の山本武彦ゼミに所属しました。山本先生は学問と人生の双方の恩師であり、第２のお父さんだと思っています。
入学と同時に、「早大鵬志会」というサークル（現在は大学公認同好会に昇格）で活動しました。選挙や日常活動のポスター貼り、ポスティング、名簿作りなどのボランティアや、各種勉強会、講演会のお手伝いなどをし、生の政治に携わりました。
また、入学時、唯一の自由主義政党だった自民党の学生組織「全国学生交流会」にも入りました。政権交代可能な二大政党デモクラシーをめざし、宮澤解散による、１９９３年７月の第４０回衆院選（最後の中選挙区選挙）では学生ボランティアを率いて新生党で旧東京９区（中選挙区）で活動しましたが、候補者は次点で落選。
自民党全国学生交流会の幹事と会員を辞し、、「新生党学生塾（学生部）」の発足に参画し、無任所幹事や会計担当を務めました。
早大鵬志会では、「１学年１幹事長」の例外で、同級生の石川知裕君（現・衆議院議員）の後を継いで幹事長を務めました。石川君と私はともに８ヶ月間ずつ幹事長を務め、同級生では異例の合計１年４ヶ月間にわたる幹事長経験でした。幹事長時代には、羽田孜前総理大臣の講演会を大隈講堂で開催し、１０００人を超える聴衆を集めました。
また新進党結党準備会の手伝いで、党名公募の集計をしました。１９９５年の統一地方選では、新進党公認の板橋区議会議員候補の陣営で、学生ながら電話作戦隊長を務めて、２位での初当選を実現しました。政治にどっぷり浸かった学生時代ですが、政治学の専門講義にはよく出席し、卒業論文「国連改革と日本の国連外交の検証」では、指導教授から、お褒めの言葉をいただきました。
大学卒業後、日本経済新聞（日経）に入社しました。実はジャーナリストへの憧れは全くなく、「日経政治部記者」の肩書きをとって、２５歳で区議選に出ようという、それだけの理由でした。入社と同時に政治部配属となり、、橋本龍太郎首相の番記者を１年間務めました。官房長官記者会見や総務庁（現・総務省）、総理府（現・内閣府）など様々な取材に駆けめぐりましたが、過労でうつ病になってしまいました。このとき、大変な逡巡のなか、選挙に出ることはあきらめました。
首相官邸担当時に、「橋本行革」担当の水野清首相補佐官から「山中貞則・税調会長は大蔵政務次官のころ、予算書を順繰りに読み、疑問点があると役人に電話して質問していた」との話を聞き、その勉強方法に興味を持ちました。
１９９８年３月、野党担当になり、新党友愛（中野寛成代表）のメイン担当と第１次民主党のサブ担当を務めました。４月の第２次民主党結党までの過程を取材した後、第１８回参院選の選挙専従を経て、第２次民主党の立ち上がりを取材しました。
１９９８年９月、横浜支局に転勤しました。東京以外での生活はこれが初めてです。横浜市役所記者クラブに配属され、水野さんに聞いた勉強法を実践に取り入れました。記者クラブ内の自席で横浜市予算書を読み、分からないことや興味があれば、内線で課長に電話し、面白そうなら、すぐに庁舎内のその部署に赴き、直接取材に出向いて、みっちり質問と取材をしました。とにかくネタは豊富で、何を書くかの「仕分け」の方がタイヘンでした。選挙に出ることをあきらめ、それでいてジャーナリストに一生を捧げるつもりもない真空状態を救ってくれた、当時の高秀秀信・横浜市長は、私は、第３のお父さんだと感謝しています。
この後、神奈川県庁記者クラブに移ってからも、大蔵省出身の知事による「財政非常事態宣言」の下、税制・財政に関して、取材することができました。日経は支局の記者が少ないので、政令市をめざす相模原市、特例市になった大和市、富裕団体（地方交付税不交付団体）の厚木市などの予算も取材しました。これで、地方財政に詳しくなりました。同時に「日経会社情報」という株式情報季刊誌も担当したことで、上場企業の財務諸表、バランスシートなどにも詳しくなりました。地場サービス業、中小製造業の現場も回りました。
しかし、横浜支局時代は、２週間に１度の通院の甲斐無く、健康状態は深刻でした。
２００２年３月、東京に戻り、「日経産業・地域研究所」研究員になりました。雑誌「日経地域情報（現・日経グローカル）の編集・執筆を担当し、全国の自治体を出張して回りました。
入社直後からの過労がたたり、２００２年１０月〜２００５年９月まで長期休職しました。２００５年９月、休職期間が終わり、日経を退社しました。この間、診断名は「うつ病」から、「双極性障害�況拭廚砲覆蝓⊂祿恩�生年金３級を受給するようになりました。
２００７年７月の第２０回参院選のころから、体がうずき出し、７月２５日の富山県出張から取材活動を再開しました。
そして、２００７年８月４日の第１６７臨時会からブログ「国会傍聴記by下町の太陽」を立ち上げました。
政治部記者時代にできなかった国会審議をじっくり聞き、政治の流れを報じる日本初のブログとして、好評をいただきました。また、二大政党時代の幕開けを見すえて、「民主党支持ジャーナリスト」を公言し、民主党側から国会を見るスタンスを通しています。これは首相官邸記者クラブにいたころ、「情報を持つ人に記者が集まるため、新聞記事は与党寄りになる傾向がある」ことに気付いたからです。
２００９年２月の通常国会では、衆院予算委員会の総予算審議で、野党・民主党議員の質問パーフェクト傍聴を達成しました。国会を日を追ってじっくり聞くことで、政局にも強くなりました。政治の表と裏の「裏」とは選挙だという理念で、新人候補予定者の日常活動も取材だけでなく、街宣・ビラ配りもして、生の有権者の声を聞きました。社員記者ではできないことです。
２００９年８月３０日、１７年来の夢だった政権交代が実現しました。所期の目的を達成したので、ブログは辞めようかとも思ったのですが、「政権交代可能な二大政党デモクラシー」をしっかり日本に定着するまでがんばろうと考え直しました。しばらく日本政治は混乱するでしょう。しかし、その「歴史の証人」として、混迷の中から新しい希望の光が出てくるまで、国会傍聴記を続けていきます。
【共著】
日経キーワード重要５００（日経人材情報社、現・日経ＢＰ社）
【署名入り記事の掲載雑誌】
【これまでの実名でのコメント掲載雑誌・新聞】
アエラ（朝日新聞出版）
東京新聞（中日新聞東京本社）
週刊ポスト（小学館 ）
週刊ＳＰＡ！（扶桑社）
週刊ＦＬＡＳＨ（光文社）（２０１０年８月１９日現在）
【これまでのテレビ出演】
百識王第９６回「国会傍聴の達人」フジテレビ（２０１０年４月２０日放送）など全国ネット。
２０１０年４月２０日などにフジテレビ系列全国ネットで放送された「百識王」という番組で３０分間、国会傍聴の達人として、イノッチこと井ノ原快彦さんら、ジャニーズのみなさんにお話しさせていただきました。
【これまでのラジオ出演】
ラジオ公園通り（ＮＨＫラジオ第一）、学生時代。
下町わいわいトーキング（レインボータウンＦＭ）、２００９年３月。
【これまでの講演会講師】
民主党江戸川区ぞろ目の会（２００８年１１月、２００９年１１月、２０１０年１２月）
「主権者の会（現在は解散団体）」主催のシンポジウムで、宮崎信行、鈴木宗男さん、平野貞夫さん、関義友さんとパネルディスカッション、司会は加藤めぐみさん（マセキ芸能社）、２００９年、早稲田奉仕園。
今後ともよろしくお願いします。