尾道市因島のしまなみ海道でバイクがイノシシに乗り上げて転倒し、運転していた男性が死亡する事故がありました。
しまなみ海道の上り線で転倒した一台のバイク。
そのバイクからおよそ50メートル離れた道路わきでイノシシが血を流して死んでいました。
警察によりますと事故は尾道市因島重井町のしまなみ海道の上り線で午前5時10分ころ発生しました。
普通貨物車がはねたイノシシに後ろを走っていたバイクが乗り上げたと見られています。
バイクは転倒し、運転していた大阪市の入江伸幸さんが後ろから来た軽乗用車にひかれおよそ30分後に死亡が確認されました。
警察では、バイクが転倒してから、ひかれるまでにおよそ10分あることからこの間に他の車両にひかれた可能性についても調べています。
入江さんはバイク便の運転手で愛媛県に荷物を届けて大阪の会社に帰る途中だったということです。
「本四高速しまなみ尾道管理センター」によりますと広島県内のしまなみ海道ではイノシシと車が衝突する事故が毎年数件あり、ことしは4月から11月までに4件起きています。
死亡に至った事故は初めてだということです。(12/20 19:11)
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