ミサイルよりも鉛筆を! 長崎で高校生が街頭活動
| 鉛筆を寄付する小学生(中央)=長崎市、鉄橋 |
高校生1万人署名活動実行委は19日、長崎市の鉄橋で、アジアの貧しい子どもたちに鉛筆など学用品を贈る「高校生1万本えんぴつ運動」と、就学支援金を贈る「高校生アジア子ども基金」の街頭活動をした。
同運動は「ミサイルよりもえんぴつを」をスローガンに、これまで約16万本の鉛筆を発展途上国の子どもらに贈っている。同基金の活動は、募金を基に実行委がスラム街の子どもたちの里親となって大学卒業まで援助する。現在6人の奨学生がいる。
ニュースで同運動を知ったという長崎市中川2丁目の大石えりかさん(10)は自宅から10本の鉛筆を持ってきて「世界中の子の役に立てば」と実行委に手渡した。
街頭活動は26日にも、午後1時半から長崎駅前高架広場で行う予定。集まった鉛筆と奨学金は、実行委の代表が来年1月にフィリピンを訪問し、貧しい子どもたちに届ける。
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