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鹿児島夫婦強殺 地検が控訴へ、無罪判決に不服鹿児島市の高齢夫婦殺害事件で、強盗殺人罪などに問われて死刑を求刑され、鹿児島地裁の裁判員裁判で無罪となった同市三和町、無職白浜政広被告(71)について、鹿児島地検が判決を不服として控訴する方針を固めた。週明けにも補充の再捜査を行い、上級庁と協議して控訴期限の24日までに最終決定する。 10日の無罪判決を受け、地検と鹿児島県警は13日から3日間、被害者宅で補充捜査を実施。地検幹部が16日、上級庁に補充捜査の結果と地検側の意向を伝えたという。判決文を検討した結果、事実認定などに問題があると判断したとみられる。 この事件では、自白や目撃証言など犯行と直接結びつく証拠がない中、検察側は、室内のタンスなどに付着した指掌紋計11個とDNA型が被告のものと一致し、状況的に被告の犯行であることは疑いないと主張。否認事件の裁判員裁判では初めて死刑を求刑した。 これに対し、被告は「現場には一度も行ったことがなく、指掌紋などは警察が捏造した」などと反論した。 地裁判決では、被告側の「指掌紋は捏造」との主張を退け、「現場に行ったことがない」という説明はうそと認定した。 しかし、指掌紋の証拠能力については、「被告が過去に触ったことを認定できるにすぎない」と指摘。「疑わしきは被告の利益に、という刑事裁判の原則に照らせば、本件程度の状況証拠によって被告を犯人と認めることは許されない」と結論付けた。 (2010年12月19日 読売新聞)
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