北朝鮮砲撃:「許し難いもので強く非難」日本政府が声明

2010年11月23日 23時10分 更新:11月23日 23時21分

首相官邸に入る仙谷官房長官=2010年11月23日午後4時50分、共同
首相官邸に入る仙谷官房長官=2010年11月23日午後4時50分、共同

 仙谷由人官房長官は23日夜の記者会見で、北朝鮮による韓国砲撃について「許し難いもので強く非難する。犠牲者に弔意を表し、韓国政府の立場を支持する」との政府声明を発表した。声明では「今般の挑発行為は韓国のみならずわが国を含む北東アジア全体の平和と安全を損なう」と指摘し、北朝鮮に「このような行為をただちにやめる」よう求めている。

 仙谷氏は「今回の事件は偶発的なものではないと見ている」と語った。また、北朝鮮への制裁強化については「独自でできるものがあればやっていく。日米、日韓の連携、各国の対応を見ながら行っていくのが重要だ」と述べた。核問題を巡る6カ国協議への影響に関しては「北朝鮮が協議再開と完全に逆向きのベクトルを噴射している。大きいマイナスベクトルが働く」との認識を示した。【野口武則】

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