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「宇宙戦艦ヤマト」とともに生きた 西崎義展さんの波乱万丈人生
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズを手掛けた映画プロデューサーの西崎義展(にしざき・よしのぶ、本名弘文=ひろふみ)さん(75)が7日午後、小笠原諸島(東京都小笠原村)の父島の二見港で停泊中の船から海中に転落し、死亡した。船名は「YAMATO」で、今回が初航海だった。
西崎さんは1934年(昭9)12月18日、東京都生まれ。57年、武蔵高校卒業。東大の受験に2度落ちた後に日大芸術学部に進んだ。ジャズ解説、舞台司会者などを経てプロデューサーとして独立した。
故手塚治虫さんのマネジャーも務め、72年に虫プロ商事の仲間たちと制作した最初のアニメ作品が「海のトリトン」。多くの手塚作品の中からこの作品を選んだのは海が好きだったからだ。
「宇宙戦艦ヤマト」も戦艦が宇宙に向かう大胆な発想が受けた。74年にテレビシリーズをスタートさせ、映画版も大ヒット。時代の寵児(ちょうじ)となったが、一方では薬物違反(98年と99年の2度)、銃刀法違反(銃器の密輸入容疑、99年)による逮捕など波乱に富んだ人生を送った。「ヤマト」の著作権が誰にあるのかをめぐって漫画家の松本零士氏(72)と争った(03年和解)こともあった。
罪に問われた覚せい剤取締法違反や銃刀法違反などは上告も却下され、03年に懲役5年6月が確定。07年12月に釈放されたが、その後は文字通り「ヤマト」の復活に命を削った。持病のヘルニアに苦しみながらも「復活編」の製作を陣頭指揮。昨年12月の公開が決まったとき「最後の作品」と言いながら満足そうな笑顔を浮かべた。12月1日公開予定の木村拓哉(37)主演の実写映画版「SPACE BATTLESHIP ヤマト」にはかかわっていないが、東宝関係者は「原案」もしくは「原作者」としてクレジットを入れるという。西崎さんにとって何よりの供養になる。
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