真庭市中島の県立久世高校(池田芳徳校長)で31日、同校食品科学科の研究チームがレシピ開発した「キヨミドリラーメン」の試食研究会があった。同市の湯原・蒜山地区で栽培する特産青大豆「キヨミドリ」を使ったキヨミドリラーメンを地元ラーメン店主や食堂経営者らが試食した。
キヨミドリラーメンのスープは自家製青大豆ミソと魚介だし、青大豆豆乳をブレンド。水の代わりに青大豆豆乳を使ってめんを手打ちした。具には、栄養価の高い地元の放し飼いの鶏の煮たまごと自家製青大豆テンペカツをトッピングした。同校3年の谷口浩光君(18)は「今日のアンケートを参考にし、ラーメン店などの専門家に指導してもらって改良を加え、年内には完成させたい」と抱負を話した。【檜山佑二】
毎日新聞 2010年9月1日 地方版