旧広島市民球場 スタンド解体
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旧広島市民球場 スタンド解体

12月20日 12時35分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

プロ野球、広島カープの本拠地として広島市民に親しまれ、ことし9月に53年の歴史に幕を閉じた旧広島市民球場で、20日からスタンドの解体工事が始まりました。

旧広島市民球場は、施設の老朽化が進んだことや、新しい市民球場のマツダスタジアムが完成したのに伴って、9月1日に廃止され、53年の歴史に幕を閉じました。広島市は、先月29日から解体工事に着手し、20日から建設用の大型機械を使ってスタンド部分の解体を始めました。作業は午前9時すぎに始まり、すでに座席が取り外されたライトポール近くの一塁側スタンドを次々に取り壊してゆくと、コンクリートの下から、建設当時に土を盛って作った基礎の部分が姿を見せていました。広島市によりますと、来年2月ごろには球場の正面と一塁側スタンドの解体が終わり、来年度中にはライトスタンドの一部を残して解体工事を終える予定です。跡地には緑地広場が整備される計画になっています。