北京オリンピック情報
北京オリンピック フェンシング選手団壮行会が開催されました
北京オリンピックに出場する日本代表選手団の壮行会が、7月28日に開催されました。
(社)日本フェンシング協会名誉総裁・高円宮妃久子妃殿下のご臨席をいただき、また(財)日本オリンピック委員会からは瀬古利彦理事が激励に駆けつけて下さった中、多くのフェンシング関係者が集まり、会は華やかに進みました。

激励の言葉を述べられる高円宮妃久子殿下

日本フェンシング協会・山本秀雄会長の挨拶
挨拶した(社)日本フェンシング協会・山本秀雄会長は、「今回出場する選手たちは、外国選手とレベル的には変わらない。自信を持って、日の丸を高らかに揚げてほしい。また皆様には、テレビの前からでも選手たちを応援していただきたい。」と、日本フェンシング界初のメダル獲得への期待を述べました。
日本オリンピック委員会・瀬古利彦理事からは、自身2度オリンピックに出場された経験から「選手は誰でも緊張するが、緊張はみんな同じ。笑ってリラックスしよう。ちょっとした油断で優勝候補が負けることもあり、気持ちの持ち方で勝つこともある。あきらめなければメダルを取れると信じています。」と激励の言葉がありました。

JOC瀬古利彦理事から、選手団に激励金の贈呈

選手のご家族に感謝状の贈呈
日本オリンピック委員会からフェンシング日本代表選手団の健闘を期待して激励金が贈呈されました。また、代表選手をこれまで育て、支えてこられたご家族の方に、日本フェンシング協会から感謝状が贈呈されました。

北京オリンピックへの決意を述べる江村宏二監督

会場には全国のフェンサーからの応援メッセージが
掲示されました。
江村宏二監督は、「日本選手団は、オリンピックに「参加する集団」から、「戦う集団」になりました。メダルを獲得することで、フェンシングの普及度や認識度が上がります。そういう期待を強く感じています。それはプレッシャーですが、プレッシャーに応え、それを力にしたいと思います。力を最大限出すという気持ちで、自分達のパフォーマンスをしっかりとやりたい。結果はそれについてくると思います。」と挨拶を述べました。

日本代表選手団

北京オリンピック・フェンシング競技 日本代表選手団
選手
女子サーブル個人 久枝 円(大阪市信用金庫)
男子エペ個人 西田 祥吾(鹿児島クラブ)
女子フルーレ個人 菅原 智恵子(宮城クラブ)
男子サーブル個人 小川 聡(ネクサス)
男子フルーレ個人 千田 健太(宮城クラブ)
男子フルーレ個人 太田 雄貴(京都クラブ)
女子エペ個人 原田めぐみ(山形県体育協会)
監督・コーチ・スタッフ
監督 江村 宏二
フルーレ統括コーチ オレグ マツェイチュク
女子フルーレコーチ 安倍 欣哉
男子エペコーチ サーシャ ゴルバチュク
女子エペコーチ 小幡 淑
男子サーブルコーチ 宗像 秀憲
女子サーブルコーチ 長良 将司
トレーナー 近藤 義昭

国際フェンシング連盟競技役員
北京オリンピックフェンシング競技役員 張西 厚志
北京オリンピックフェンシング競技審判員 中田 礼子

2008年8月2日掲載

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