スカイ プラネタリウム~一千光年の宇宙を旅する~

2010.11.26(金)→2011.2.13(日)森アーツセンターギャラリー
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RF 屋上 スカイデッキ 52F スカイプラネタリウム レストラン&バー 展望台 東京シティビュー

1きらめく街の光と夜空の星
六本木ヒルズ上空の星空=「空に広がる満天の星」と、華やかな東京の夜景=「地上に広がる銀河」がギャラリーに出現します。登場するのは巨大スクリーン(横18m×縦4m)と、真っ白な東京の都市模型(横18m×縦6m)。都市模型を覆うスクリーンに、肉眼では捉えられないほど微細な星の光をも再現するMEGASTARが、星の一粒一粒を正確に投影。すると、普段は街の明かりに隠されている輝く星空が姿を現します。星空は日没から深夜へと、時間と共に変化します。西の稜線に太陽が沈むと、きらめく夜景が現れます。特殊ソフトを使用したプロジェクターで映し出されたネオンや車のライトは本物そっくり。都市模型に命が宿ります。ここは、身近な等身大の世界です。ここから遥かなる宇宙への旅が始まります。

2一千光年の立体宇宙散歩?3D SKY WALK?
太陽系を中心とする一千光年の宇宙空間が“リアル3D”で登場します。最新の天文観測データに基づき、星の色、明るさ、座標などを忠実に再現した数千個の特殊発光体をギャラリー内の空間に配置。壁面には地球から一千光年より遠い星や、肉眼で見える限界とされる7等星より暗い星をMEGASTARで投影します。宇宙空間の奥行きと神秘的な美しさを感じられるよう、徹底的にディテールにこだわりました。会場を歩くと、まるで星空を歩いているような浮遊感を楽しめます。これが世界初の「3D ウォークスルー型プラネタリウム」です。ここで目にする宇宙は、見慣れたいつもの宇宙とは全く違います。地上から見える宇宙は、空に星が張り付いた、いわば2次元の世界。本当の宇宙は立体なので奥行きがあり、星は3次元に散らばっているからです。果たして、オリオン座や蠍座や南十字星などのおなじみの星座は、本当はどのような姿をしているのでしょうか。解説映像を頼りに探してみてください。ギャラリー真ん中の地球から眺めれば、いつもの星座の形が現れます。ここは、地球からはもちろん、地球外からも星を観測できる特別な”スペース”です。
会場図(上から)宇宙空間中のオリオン座 宇宙空間から見ると、それぞれの星は地球からの距離が バラバラで、奥行きがあることがわかります。 これが本当の宇宙の姿です。地球から見たオリオン座 地球から見たオリオン座。 星が平行に「2-3-2」に 並んでいるように見えます。

3 地球から宇宙の果てまで宇宙空間シュミレーターで宇宙の旅へ

137億光年離れた宇宙の果てへ、皆さんをお連れします。体を包み込むようなスクリーンに上空から見た日本が現れたかと思うと、どんどんズームアウトしていき、やがて青い地球の姿が見えてきます。地球が小さくなると太陽系が現れ、次に銀河系が現れ、さっきまでいた一千光年の宇宙「3D SKY WALK」がみるみる小さくなっていきます。それはまるで、自分が巨大化して宇宙を高速移動しているかのよう。最後にビッグバン直後の宇宙、すなわち137億光年離れた宇宙の果てに到着。宇宙全体を見渡すことで、宇宙の構造や地球の位置、そして何より想像を絶する壮大な宇宙のスケールを体感できます。そこから今度は一気にズームインして地球に帰還。六本木ヒルズ森タワー屋上「スカイデッキ」へと降り立ち、宇宙の旅は終わります。旅を終えた後は、ぜひ一歩外に出て「スター★デッキ」で夜空を見上げてみてください。『スカイ プラネタリウム』で宇宙を知り、そのスケールを体感すると、星の見え方が以前とはきっと違ってくるはずです。

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