2010年12月20日
体に「防御創」なし 滋賀・女性殺害 顔見知りの犯行か
滋賀県守山市のアパートで、同県草津市の家事手伝い、奥村尚代さん(24)が殺害されているのが見つかった事件で、奥村さんの体に抵抗した際にできる「防御創」がなかったことが19日、県警捜査本部への取材で分かった。現場とみられるアパートの一室からは犯行時間帯とみられる17日正午前後に不審な物音もなかったといい、捜査本部は顔見知りの犯行との見方を強めている。
捜査本部によると、奥村さんの死因は鋭利なもので刺されたことによる出血性ショック死だった。刺し傷は首付近に数カ所あったが腕などに防御創はなかった。手足を縛られていたようなこともないという。
犯行時間帯前後については、アパートの隣室に住む女性(28)は「ずっと在室していたが、大きな音や叫び声など不審な物音は聞いていない」と話している。
これまでの調べでは、奥村さんの携帯電話が室内から見つかっていない。捜査本部は、交友関係をたどられるのを恐れた犯人が証拠隠滅のために持ち出した可能性があるとみている。
一方、19日夜に草津市の葬儀場で、奥村さんの通夜がしめやかに営まれた。
(2010年12月20日 07:01)
Category:社会
関連記事
2010.12.20
2010.12.20
2010.12.19
2010.11.03
2010.12.20
この記事と同じカテゴリの最新記事
2010.12.20
2010.12.20
2010.12.20
2010.12.20
2010.12.20