中国がヘリ搭載型救助船を建造へ 遠洋の態勢強化【北京共同】19日の新華社電によると、中国交通運輸省はヘリコプターを搭載できる大型遠洋救助船2隻を建造する。2年後の使用開始を目指し同日、広東省広州の造船会社と契約を結んだ。 海洋権益拡大に伴い、遠洋での救助態勢の強化を図る狙い。 同省によると、遠洋救助船は今回のヘリ搭載型を柱として、2015年までに現在の13隻から25隻に増やし、世界トップクラスの態勢にする計画。今回の2隻はいずれも全長約116メートル、最大航続距離1万カイリ(約1万8500キロ)で、最大200人を救助する能力を備えるという。 【共同通信】
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