2010年 12月 19日 全日本実業団女子駅伝天満屋が優勝 △▼ 駅伝の日本一を争う全日本実業団女子駅伝が１９日、岐阜市で行われ岡山の天満屋が悲願の初優勝を果たしました。岐阜市の長良川陸上競技場をスタート・フィニッシュに６区間、４２．１９５キロで争われた全日本実業団女子駅伝。１９年連続１９回目の出場で最高順位は２位と、いまだ優勝のない天満屋は４区が終わって５位と集団から抜け出せない状態が続きます。しかし、１１．６キロと最長となる５区の中盤で重友梨佐選手がトップをとらえると、一気に抜き去り独走態勢。アンカーの浦田佳小里選手もペースを落とすことなくそのままゴールし、悲願の初優勝を果しました。 香川大病院で県内初の脳死移植終了 ▲▼ 糖尿病と腎不全を患っている患者にすい臓と腎臓を同時に移植する香川県内初の脳死移植が、香川大学医学部附属病院で行われ、１９日午前、終了しました。移殖手術を受けたのは高知県内の５０歳代の女性です。手術は関東地方の病院で家族の承諾により脳死と判定された３０歳代の男性からすい臓と片方の腎臓を移植するもので、１８日午後１０時すぎから始まりました。病院によりますと患者は糖尿病で腎不全の合併症があり、３年前から移殖を待っていました。手術は８人の移殖チームで行われ、１９日午前１０時すぎ、無事終了しました。患者の容体は安定しているということです。香川県内で脳死移植が行われるのは今回が初めてでです。 倉敷市で火事　２人死亡 ▲▼ １９日、倉敷市で市営住宅の一室を全焼する火事があり、焼け跡から２人の遺体が見つかりました。警察では遺体はこの部屋に住む高齢の夫婦と見て身元の確認を急いでいます。１９日午前３時半すぎ倉敷市真備町川辺にある市営住宅の川上良人さん（８１）の部屋から火が出ているのを近所の人が見つけ、１１９番通報しました。火は約３０分後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建ての長屋の一室約３６平方メートルを全焼し、焼け跡から２人の遺体が発見されました。川上さんは妻の俊子さん（７８）と２人暮らしで警察では遺体は火事の後、行方が分からなくなっている川上さん夫婦と見て身元の確認を急ぐとともに実況見分をして火事の原因を調べています。 予讃線でトラックと列車が衝突　１人死亡 ▲▽ １９日、観音寺市のＪＲ予讃線の踏み切りで普通列車とトラックが衝突し、トラックを運転していた男性が死亡しました。１９日午前８時前観音寺市大野原町のＪＲ予讃線北花稲踏切で道路を右折し踏切を渡ろうとしていたトラックが観音寺発伊予西条行きの普通列車と衝突しました。この事故でトラックは２０メートルほど飛ばされ、運転していた近くの農業高城員明さん（６１）が頭の骨を折るなどして死亡しました。列車の運転士と乗客１０人にけがはありませんでした。事故の影響でＪＲ予讃線は列車２９本が運休したほか、普通列車に最大で５時間半の遅れが出るなどダイヤが乱れました。現場は警報機はあるものの遮断機がない踏切で、警察が事故の原因について調べています。