北朝鮮砲撃:北がロケット砲を前進配備

海岸砲の砲門も開く

 北朝鮮が韓国軍による延坪島周辺での砲撃訓練に対し、「予想できない打撃」をすると警告している中、北朝鮮軍の多連装ロケット砲数十門が延坪島はもちろん、ペンニョン島・江華島北方の北朝鮮側海岸に前進配備されていることが分かった。延坪島・ペンニョン島方面に向けられた北朝鮮海岸砲の砲門も、いつでも砲撃可能なように開かれているという。韓国政府の消息筋は、「北朝鮮は17日に通知文で警告した後、西海(黄海)岸砲兵部隊の態勢を格上げし、延坪島・ペンニョン島・江華島北方の海岸に複数のロケット砲を前進配備していることが分かり、注視している」と語った。消息筋はまた、「北朝鮮は西海の一部空軍基地の格納庫にあった戦闘機のうち一部を外に出し、地上に待機させている」としている。

ユ・ヨンウォン軍事専門記者

【ニュース特集】北朝鮮砲撃、緊張高まる韓半島

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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