清史郎くん　初舞台オーディション合格に“男泣き”

　人気子役の加藤清史郎（９）が、東京都千代田区の帝国劇場開場１００周年記念ミュージカル「レ・ミゼラブル」（来年４月１２日から）で初舞台を踏む。

　１７世紀のフランスで革命派の運動に参加する孤児ガブローシュ役。加藤は昨秋、所属する劇団ひまわりの友人が出演していた同作を観劇。「みんなの歌声が凄くて僕にはできないなと思った」という。今回、ガブローシュのオーディションがあると聞き挑戦を決意。昨年「かつおぶしだよ人生は」で歌手デビュー済みだが、連日、ミュージカル用のボイストレーニングを受け準備した。

　演技力はもとより、担当者をうならせる歌唱力も発揮し、選考を突破。「お母さんから受かったと聞いたときはうれしくて泣いてしまった」という。ソロナンバーもあり、最後は壮絶な死を迎える役。１００周年記念の豪華キャストの中でもひときわ注目されそうだ。

[ 2010年12月20日 ]