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郵便不正事件「供述誘導あった」…最高検検証

読売新聞 12月20日(月)3時6分配信

 厚生労働省元局長の村木厚子さん(54)が無罪となった郵便不正事件を巡り、最高検が24日に公表する検証結果で、大阪地検特捜部による取り調べについて、検察官による不適切な「誘導」があったと認め、立証が供述に頼りすぎていたと指摘することが分かった。

 立証に不利な証拠の存在が明らかになった後も、こうした証拠が十分に検討されなかった点や、当時の同地検公判部長が証拠品改ざんの疑惑を把握していた点を問題視し、「起訴取り消しを検討する余地もあった」とも指摘する。

 関係者によると、検証結果は100ページ超。郵便不正事件について、捜査や公判の問題点を指摘する。

 郵便不正事件の取り調べについては、事件の構図に沿う供述を引き出すための誘導があったことを認める。具体的には、自称障害者団体「凛(りん)の会」元会長・倉沢邦夫被告(75)(控訴審中)の「村木さんに偽証明書の作成を依頼した」などとする供述が、同省関係者の供述に合うよう誘導された可能性が高いとする。同省元係長・上村勉被告(41)(1審公判中)に「関係者の意見を総合するのが一番。多数決のようなもの」と言って調書を作成した点なども不適切だったと指摘する。

最終更新:12月20日(月)3時6分

読売新聞

 

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