「WBA世界Sフライ級タイトルマッチ」(23日、大阪府立体育会館)
王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)が18日、亀田興毅に“挑戦状”をたたきつけた。大阪市内のグリーンツダジムで公開練習を行い、「3階級制覇をしたい。来年は階級アップを考えている」とV3戦後の野望を披露。ターゲットとして、興毅の名前を挙げた。
「まずは久高に勝つこと」としながらも、「興毅はライトフライ級では強かったけど、バンタム級では体が小さい。すごく勇敢なファイターだが、自分の方が強いよ」と断言。興毅戦実現を見据え、自信たっぷりに勝利を宣言した。
プロモーターのイグナシオ・イサール氏も「興毅との試合はメキシコでやる方がお金になる。来年の9月か11月にやりたい」と後押しを約束。同氏はさらに、来年2月にWBC世界Sフライ級王座に挑戦する名城信男(六島)が勝てば、「(2団体の)統一戦をやりたい」とビッグマッチのプランをぶち上げた。
公開練習はわずか10分で切り上げ「24日のクリスマスイブが楽しみ」と満面の笑み。王者の視線はすでに“V3戦後”に向いている。
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