2010年12月3日13時11分
茨城県議選(定数65)が3日、告示された。昨年の政権交代後、補選を除くと初の都道府県議選になる。現有6議席の民主が、どれだけの議席を確保できるかが最大の焦点。来春の統一地方選を前に、地方での同党の評価を測る試金石になる。投票は12日で、即日開票される。
午後1時現在、106人が立候補を届け出た。党派別では民主23人、自民36人、公明4人、共産5人、みんな3人、無所属35人。民主は当初、全36選挙区での候補者擁立を掲げたが、菅内閣の支持率低迷などで候補者確保が難航。推薦候補1人を含めて20選挙区に24人を立てるにとどまった。
同県選出の衆院議員の一人は「政権与党になったのに半分(12人)当選できなかったら、大負けと言っていい」と話している。(石川智也)