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茨城県議選告示 逆風・民主vs世代交代・自民 統一地方選にも影響
このニュースのトピックス:選挙・茨城
任期満了に伴う茨城県議選(定数65)が3日告示され、午前9時半までに36選挙区で105人が立候補を届け出た。ほぼ半数の52人が新人で、世代交代を印象付ける選挙となった。各候補者は届け出後に出陣式や街頭演説で「第一声」を上げ、選挙区内を駆け回った。
ただ、8選挙区では定数を上回る立候補者の届け出がなく、届け出が締め切られる午後5時までにほかに立候補がないと、8人が無投票当選となる。投票は12日に行われ、即日開票される。
今回の選挙では、国政では内閣と党の支持率が落ち込み、逆風にあえぐ民主党が現有6議席からの躍進を目指して新人を大量擁立。現職5人、新人19人(推薦1人を含む)が立候補を届け出た。
一方、現有45議席の県議会最大会派、自民党が現職35人、元職1人を公認、新人8人を推薦。勢力維持をかけ民主党を迎え撃つ。ベテラン議員ら10人が引退・不出馬で世代交代の選挙戦をどう乗り切りかが勢力維持のカギとなる。
みんなの党も県議選に初参戦。「第三極」の台頭にも注目が集まる。このほか公明、共産が公認候補を擁立。公明は県議選で初めて自民と無所属の現職計8人を推薦した。
各党の勝敗は、来春の統一地方選の選挙戦略に大きく影響するため全国的にも注目が集まる。