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茨城県議選 きょう投開票 民VS自 国政に影響も
このニュースのトピックス:選挙・茨城
任期満了に伴う県議選(定数65)は12日投開票され、同日深夜には大勢が判明する。国政で政権交代を成し遂げた民主党が、県議会最大会派の自民党にどこまで迫るかが焦点となっている。来春の統一地方選の試金石として中央政界の注目も集まっており、選挙結果は国政にも大きな影響を与えそうだ。
民主党は公認23人、推薦1人を擁立。内閣、党の支持率急落で逆風にあえぐなか、選挙期間中は岡田克也幹事長や鳩山由紀夫前首相、蓮舫行政刷新担当相ら国会議員が相次いで来県して支持を訴えるなど総力戦を展開。現有6議席からの躍進を目指す。
現職10人が引退する自民党は、公認36人、推薦8人を擁立し勢力維持を図る。麻生太郎元首相や石原伸晃幹事長らが来県、推薦の新人候補を中心に応援したが、現職の多くは選挙区をくまなく回るなど地道に支持を訴えた。
公明党は公認4人が立候補し、現有議席の維持を狙う。山口那津男代表ら党幹部が頻繁に県内入りし支持母体の引き締めを図った。
共産党は現有2議席からの拡大を目指し、新人を擁立した3選挙区で精力的に支持を訴えた。
みんなの党は公認3人が立候補。党所属の現職国会議員が代わる代わる選挙区入りし、無党派層に重点的にアピールした。
投票は12日午前7時〜午後8時(一部の投票所を除く)、県内1262カ所で行われ、県内35カ所で即日開票される。