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【世論調査】小沢氏招致「実現すべき」8割弱、仙谷氏「交代すべき」5割強 内閣支持率は低迷の2割台 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に実施した合同世論調査で、焦点になっている民主党の小沢一郎元代表の国会招致問題について聞いたところ「早期に小沢氏の国会招致を実現すべきだ」としたのは70・5%と7割を超えた。衆院の政治倫理審査会で、小沢氏招致の議決がされた場合の対応で「小沢氏は招致に応じるべきだ」としたのは、85・9%に達した。小沢氏に国会での説明を求める世論は強いようだ。
菅直人内閣の支持率は前回調査(11月20、21日実施)の21・8%から1・8ポイント微増したが、23・6%と依然として20%前半の低水準で回復しなかった。不支持率は0・2ポイント微減の59・6%で不支持が支持を大きく上回った。政党支持率は民主党が18・6%で0・2ポイント減らしたのに対し、自民党は1・7ポイント増の23・6%で差が広がった。
来年の通常国会前までの政治の動きについては、51・0%が政策ごとの部分連合に「期待」を表明した。取り沙汰されている民主党と自民党との大連立については、66・4%が「期待しない」と否定的で、大連立に期待するとの回答は22・5%にとどまった。政界再編による既存の枠組みでない政権の樹立はほぼ半数の47・9%が「期待」を示したが、小沢氏と中心とする政界再編に期待感を表明したのは13・5%で、「期待しない」が80・8%と8割を超えた。