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最後の「たこフェリー」、出港 売却先のインドネシアへ

2010年12月19日

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明石海峡大橋を背に西へ向かうたこフェリー=18日午後、明石市、本社ヘリから、荒元忠彦撮影

 11月16日から運航を休止している明石淡路フェリー(愛称たこフェリー)の最後の保有船「あさかぜ丸」(1296トン)が18日、明石港を出港した。いったん長崎港に寄港した後、売却先のインドネシアに向かう。

 「あさかぜ丸」は1989年に就航。船体には、たこフェリーのマスコット「たこファミリー」や明石市立天文科学館のキャラクター「軌道星隊シゴセンジャー」が描かれ、市民らに親しまれてきた。

 同社によると、売却額は1億5千万円。解雇された従業員の退職金など、債務の返済に充てられるという。

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