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次期検事総長に笠間氏内定 補佐役は異例の同期
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大阪地検特捜部の証拠改ざん隠蔽事件など一連の不祥事を受け、引責辞任する大林宏検事総長(63)の後任として有力視されていた笠間治雄東京高検検事長(62)が次期総長に内定、補佐役となる最高検次長検事には笠間氏と同期の小津博司札幌高検検事長(61)が就任することが17日、法務検察関係者への取材で分かった。
最高検のトップ2の同期就任は異例。法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」は来年3月までに検察改革に向けた提言をまとめる予定で、法務省勤務経験のない“現場派”の笠間氏を、事務次官や刑事局長など法務省の要職を歴任した小津氏が補佐することで組織の立て直しを進める狙いとみられる。
一連の人事の発令は27日付。
(共同通信社)
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