全日空系乗員労組が交渉 24時間ストに向け全日空グループのエアーニッポンとANAウイングスの操縦士でつくる4労働組合は16日から17日にかけ、会社側と労働条件格差の是正などをめぐり交渉、決裂すれば、24時間のストライキに突入する。 全日空によると、同日は朝から国内線168便が欠航、35便が遅延し、約1万1900人に影響が出る見通し。全日空は便の振り替えなどに応じている。国際線への影響はない。 両社は、中小型ジェット機やプロペラ機を運航し、組合には約670人が所属。全日空本体との労働条件格差の是正や、乗員養成方法の改善などを求め、交渉を続けてきた。組合は昨年3月と4月にもストを実行している。 【共同通信】
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