たこフェリー:「さようなら」最後の一隻出港−−売却先へ /兵庫
毎日新聞 12月19日(日)14時26分配信
先月から運航休止中の「明石淡路フェリー」(愛称・たこフェリー、明石市)所属の「あさかぜ丸」(1296トン)が18日、売却先に向け明石港を出港した。長崎市の長崎港で係留後、シンガポールの船会社に売却される。
午後0時55分、「あさかぜ丸」が岸壁を離れると、元船長や元乗組員らが「ありがとう」「さようなら」と呼び掛けて見送った。長年船長を務めた中野達也さん(44)は「自分が操船したつもりで送り出しました」と寂しそうに話した。
「あさかぜ丸」は89年に就航。09年に同フェリーの「パパたこ」や同市立天文科学館の「シゴセンジャー」などのキャラクターが描かれ、「のりたい号」の愛称で親しまれた。
これで「たこフェリー」保有の船舶はなくなり、事業の引き継ぎを合意している「淡路ジェノバライン」(淡路市)の運航再開には、船舶の確保が最大の課題となっている。【南良靖雄】
〔神戸版〕
12月19日朝刊
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最終更新:12月19日(日)16時49分
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