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取手バス襲撃:「昼休み一人で」「おとなしい」同級生ら

高校の卒業アルバムに写る斎藤勇太容疑者=同級生提供
高校の卒業アルバムに写る斎藤勇太容疑者=同級生提供

 茨城県取手市のJR取手駅で17日朝、路線バス2台に相次いで乗り込んだ男に生徒らが包丁で襲われた殺人未遂事件。

 逮捕された無職、斎藤勇太容疑者(27)は約20年前、新興住宅地に家族で引っ越してきた。市立小、中学を卒業後、取手市内の県立高に通った。3年間同じクラスだった男性(26)によると、当時の斎藤容疑者は喜怒哀楽を表に出さないタイプで、登下校や昼休みも一人でいることが多かった。男性は「大学受験に失敗したと聞いたが、その後は何をしていたのか分からない。同窓会にも来たことはなかった」と振り返った。

 幼いころから斎藤容疑者を知る近所の女性は「おとなしかった。フリーターをしていたようだが、引きこもりがちだった」、別の男性は「母親は数年前に亡くなったようだ。最近は顔も見ていない」と話した。

毎日新聞 2010年12月17日 22時48分(最終更新 12月18日 0時46分)

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