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阿久根市議会リコール署名、必要数超える 住民投票へ

2010年12月19日10時34分

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 鹿児島県阿久根市議会の解散を求め、竹原信一前市長(51)を支持する市議らがつくった「阿久根市議会リコール委員会」(委員長・石沢正彰市議)が集めた署名について、市選管は19日、有効数は8809人分だったと発表した。必要とされる有権者の3分の1(6635人)以上を上回った。20日から始まる市内の有権者への署名簿の公開(縦覧)で異議申し出を受け付ける。順調にいけば来年2月にも議会解散の賛否を問う住民投票がある。

 阿久根では、議会と激しく対立してきた竹原氏が今月5日の住民投票で解職され、来年1月の出直し市長選に立候補を表明している。その議会も、これで住民投票がほぼ確実視される情勢となり、市政をめぐる混乱は来春以降もつづく見通しになった。

 市議会の解散を求める署名は、竹原氏を支持する市議2人と除名された元市議2人を中心とするリコール委が10月末から11月末まで集め、9265人分を市選管に提出。多数を占める反竹原派の議員は当時、「重く受け止める。4議員が議場に立てこもるなどした混乱も含めて議会が批判された結果だ」と話していた。

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