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POKEMON☆FANTASY

著編者 : ソノリン

助かったピカチュウ

著 : ソノリン

どのくらいの時間が経っただろう・・・雪の中に倒れていたピカチュウは、ふと意識を取り戻した。僕は・・・まだ生きている。
こんな所で、死ぬわけにはいかない・・・あまりの寒さのせいで、意識がおかしくなっていたらしい。ピカチュウは、雪の中を立ち上がった。
あの激しい戦いから生き返ったじゃないか・・・それに、仲間達だっていっぱいいるし、みんな帰りを待ってるんだ・・・!!!
「よしっ!僕は、行くぞ〜っ!!!」とピカチュウは叫ぶと、吹雪の中を精一杯の力を振り絞り、歩き出した・・・。
すると・・・キラッと遠くの方が輝いて、何かがこっちに向かって飛んで来るではないか・・・!!!「!!??なんだろう、あれは・・・?」ピカチュウは目を疑った。
見ると、1羽のホウオウが、空を飛んで来る・・・「まっ、眩しいっ・・・」あまりの眩しさに、ピカチュウは目を瞑った。
キラキラと黄金に光り輝くホウオウの羽からは、光の粒が落ちて来て、雪が積もった地面に降り注ぐ・・・キラキラキラ・・・
すると不思議な事に途端にあんなに吹雪だった雪は止み、雪が降り積もっていた地面も、雪が溶けていって元の地面に戻った・・・。
「クエーッ!!!」と一声叫ぶと、ホウオウは遠くに飛んで行ってしまった・・・。
ピカチュウが目を開けると、「い、今のは一体・・・?」吹雪はもう止んでいて、雪も溶けてなくなっている・・・。
さっきのホウオウが、助けてくれたのだろうか・・・?ピカチュウは空を眺めていた・・・。
そして逆方向に戻って、ずーっと長い道を歩いて行くと、ピカチュウはポケモン達がいる元の楽園に戻って来たのだった・・・。
「あれっピカチュウ・・・もう帰って来たのかい?」「うんっ・・・もう旅なんてやめたし、ずっと此処で暮らすからっ・・・!」
「ピカチュウはあんなに旅に行きたがってたのにねぇ・・・まぁいっか・・・無事に帰って来たんだしっ」と、あははは・・・と、ポケモン達は皆で笑い合ったのだった・・・。

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2010.12.19  16:24:59    公開


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