[PR]
ニュース:地方 RSS feed
さいたま市の会社役員殺害事件 死体遺棄の被告に懲役8年求刑
このニュースのトピックス:さいたま傍聴記
さいたま市見沼区の会社役員、小林照忠さん=当時(31)=が殺害された事件で、死体遺棄と逮捕監禁の罪に問われた元暴力団組員、高木龍一被告(25)の論告求刑公判が15日、さいたま地裁(佐藤基裁判官)で開かれた。検察側は懲役8年を求刑した。判決は3月1日。
検察側は論告で「ほとんど意識がない小林さんを12時間以上も監禁し続けた犯行は凶悪で残忍。被告が共犯者を諭せば小林さんを殺すことは防げたはず」と指摘した。
起訴状によると、高木被告は平成21年5月2日午前6時半ごろ、木村康太郎被告(36)=殺人などの罪で起訴=ら3人がさいたま市岩槻区の会社敷地で小林さんを監禁していたところに加わり、同日午後7時ごろまで監禁し、翌3日ごろ、3人と共謀して小林さんの遺体を千葉市緑区の草むらに埋めたとされる。