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暴力団の怖さ、男子生徒に啓発 栃木

2010.2.4 02:35

 栃木県暴力追放県民センターは、少年の暴力団入りを防ぐため、暴力団の実態などをまとめたパンフレットを作製した。県内の公私立高校68校に送付し、3月に高校を卒業する予定の男子生徒約9600人に配布する計画だ。

 パンフレットには、一度入ると簡単に脱退できないことや、命令されれば殺人さえしなければならないなど、暴力団の実態をまとめており、暴走族や深夜徘徊(はいかい)をしている少年が狙われやすいと、注意を呼びかけている。

 パンフレットは昨年から作製しているが、新たに暴力団が振り込め詐欺に加担しているという項目を追加した。同センターの上田雅晧専務理事は「暴力団の悪質性を知ってもらいたい」とパンフレット送付の狙いを説明している。

 県警組織犯罪対策課によると、平成21年末の暴力団構成員は1241人で、長年ほぼ同数で推移。しかし、摘発や高齢化で組員が減少するため、暴力団は若手組員の獲得に力を入れているという。

 暴力団に関する相談は同センター(電)028・627・2600。

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