「信頼や恩義裏切った」酒井法子さん、逮捕後テレビ初出演

　覚せい剤取締法違反罪（使用、所持）で昨年１１月に有罪判決を受け執行猶予中の元女優、酒井法子さん（３９）が１８日夜、ＴＢＳテレビの情報番組に出演し、事件を改めて謝罪した。逮捕後のテレビ出演は初めて。

　出演したのは午後１０時からの「情報７ｄａｙｓ　ニュースキャスター」で、インタビューを事前に収録し放送。酒井さんは「本当に、昨年の夏に私が犯した罪によって日本や海外のファンの皆様方を大変失望させてしまい、また、今まで一緒にお仕事をしていただいた本当に沢山の方々の信頼や恩義を裏切ってしまったことを、心からおわびを申し上げたく思っております。本当に申し訳ありませんでした」と神妙な表情で、深々と頭を下げた。

　インタビューの詳細は２５日の同番組の特番（午後７時〜）内で放送される予定。

　酒井さんは昭和６１年にアイドル歌手としてデビュー。活動をアジアにも広げ、ドラマ「星の金貨」（平成７年、日本テレビ系）に主演するなど女優としても活躍した。私生活では平成１０年に高相祐一さん（４２）と結婚（今年６月末に離婚）後、男児を出産。しかし昨年８月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、昨年１１月、懲役１年６月、執行猶予３年の判決が確定した。３日に初の自叙伝「贖罪（しょくざい）」（朝日新聞出版）が刊行された。