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泉、ミノワマンと激突…石井意識し打撃勝負

 SRCから殴り込んでミノワマン(左)と激突する泉浩=都内の八芳園
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 SRCから殴り込んでミノワマン(左)と激突する泉浩=都内の八芳園

 「Dynamite!!」(31日、さいたまSA)

 追加4カードが都内で別表の通り発表され、SRCの重量級エースで04年アテネ五輪柔道男子90キロ級銀メダリストの泉浩(28)が単身、敵地に殴り込んで、“超人”ミノワマン(34)と今大会唯一の対抗戦で激突することになった。また、K‐1ヘビー級王者・京太郎(24)と、DREAMライトヘビー級王者ゲガール・ムサシ(25)との王者対決がK‐1ルールで実現する。

  ◇  ◇

 10月にブチ上げた、北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト・石井慧とのメダリスト対決はかなわなかった。それでも、泉はくさることなく「対抗戦はこの1試合だけなので、SRCの代表選手として、負けられない気持ちを前面に出して精いっぱい頑張りたい」と言い切った。

 とはいえ、間接的になら勝負はできる。相手のミノワマンは、石井がDREAMの9・25名古屋大会で判定勝ちした相手。当然、内容も結果も比較されることになる。

 泉は「今回、打ち合いたいと思う。それがテーマ」と口にした。体重で19キロも軽いミノワマンを終始、寝技で封じ込んだ石井を意識したかのように、打撃勝負を公約。石井戦について聞かれると「追いかけるのではなく、逆に追いかけさせたい」と、実力で抜き去る気概を見せた。

 対するミノワマンは「ミノワマン第20話『心の巻』です。己の心に勝ち、人の心を揺らし、敵の心を折る」とマイペース。泉は、このミノワマンワールドを破壊して、石井との違いを見せつけなければならない。

(2010年12月17日)

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