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石垣市の尖閣記念日 中国反発

12月18日 21時23分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

沖縄県石垣市の市議会が、尖閣諸島が日本の領土だと国際社会に意思表示したいとして、17日、尖閣諸島についての市の記念日を設ける条例案を可決したことに対し、領有権を主張する中国政府は反発しています。

この条例案は、石垣市議会の一部の議員が、明治時代に政府が尖閣諸島の日本の領土への編入を閣議決定した1月14日を「尖閣諸島開拓の日」として石垣市の記念日に指定するため提案していたもので、17日の市議会で可決されました。これについて、中国外務省の姜瑜報道官は、18日、談話を発表し、尖閣諸島の領有権は中国側にあるという考えを改めて主張しました。そのうえで「中国の主権を侵害するたくらみは徒労に終わるだけで効果がない」と述べ、石垣市議会による条例案の可決を批判しました。