2010年12月18日14時48分
鳩山由紀夫前首相は18日、北海道苫小牧市で開かれた後援会の会合で「鳩山自身、皆様方のご期待を頂けるのであれば、次の衆院選においても行動をともにさせて頂きたい、と感じているところだ」と述べ、政界引退を撤回し、次回の衆院選に立候補する意向を正式に明らかにした。
鳩山氏は首相を辞任した6月には「次の総選挙には出馬いたしません」と記者団に明言していた。しかし今年10月、ベトナムを訪問した際には、記者団に「国難というべき時に、自分だけ首相を終わったから『はい、さようなら』では失礼ではないか、との思いが募っていることは事実だ」と述べ、引退撤回を示唆していた。