滋賀・守山の変死体は２４歳女性　殺人と断定

　滋賀県守山市岡町のアパートで１７日夜、血を流した女性の変死体が見つかった事件で、県警捜査１課と守山署は１８日、女性が同県草津市大路、家事手伝い奥村尚代さん（２４）と確認、殺人事件と断定し捜査本部を同署に設置した。司法解剖して死因を調べている。

　県警によると、奥村さんは首の辺りに数カ所、傷があった。玄関に入ってすぐの台所フローリングにあおむけで倒れており、周りには血が確認され、着衣に乱れがあった。部屋は２階建ての２階にある２ＤＫ。玄関の鍵はかかっておらず、こじ開けたような形跡はなかった。刃物などの凶器は見つかっていない。

　この部屋に住む男性会社員（３１）は、奥村さんと１カ月ほど前に知り合ったという。１７日午前９時２０分ごろに出勤する際に奥村さんが部屋におり、午後１０時４０分ごろ帰宅して、死亡しているのを見つけたと県警に説明している。

　現場は、ＪＲ守山駅から南東約１キロの住宅街。

（中日新聞）