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首付近に数カ所の傷 滋賀県警、殺人事件で捜査 女性変死

 滋賀県守山市岡町のアパートの一室で、血を流して死亡しているのが見つかった女性は、同県草津市大路の家事手伝い、奥村尚代さん(24)だったことが18日、県警への取材でわかった。県警は、首付近に切られたような数カ所の傷があることから、殺人事件と断定、同日守山署に捜査本部を設置した。司法解剖して詳しい死因を調べる。

 捜査本部によると、玄関そばの台所であおむけに倒れ、着衣に乱れがあった。刃物などは見つかっておらず、付近を捜索している。窓は割られた形跡はないが、室内になくなったものがないかを調べている。

 現場はJR守山駅の東約500メートルの住宅地。同じアパートに住む会社員の男性は「このアパートは、住人の交流がなく、亡くなった女性とは、階段ですれ違い、あいさつをする程度。愛想がいいという印象だった」と話し、「知人からの電話で事件を知り、急遽(きゅうきょ)帰宅した。本当かと驚いた」と語った。

 一方、捜査本部によると、亡くなった奥村さんは両親や弟と暮らしていた。近くに50年以上住んでいるという男性(71)は「髪や服装は派手ではなく、おとなしい感じだった。ここ数日顔を見ていなかった」と話した。
 

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