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ドライブインと観光農園が開業へ 三島塚原ICそば

2010年10月15日

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三島塚原ICのすぐわきに、大型ドライブインと観光農園が進出する=三島市提供

 三島市塚原新田の東駿河湾環状道路・三島塚原ICわきに、大型ドライブインと観光農園が開業することになった。同環状道路工事による残土処理で生まれた約3万626平方メートルの土地に、愛知県でドライブインなどを経営する音羽フルーツパーク(本多宏亘社長)が進出する。同環状道路と国道1号が交わる同ICは伊豆・箱根地域への「新たな玄関口」として首都圏からの集客も見込まれることから、産業・観光への波及効果が期待されている。

 建設されるのは、ドライブイン(仮称・三島ビートハーブ)と、観光農園(同・三島フルーツパーク)。ドライブインは1千席のレストランを備え、観光農園はイチゴ、メロン、ブドウなどのフルーツ狩りが1年を通して出来る。総事業費約20億円で、2012年4月の開園を予定。開業5年目で年間来場者200万人を見込んでいる。

 開園時には約90人、開園から5年目には約170人の雇用創出を見込むほか、土産物のフルーツや野菜、レストランの食材には地場産農産物などを使う予定で、経済波及効果も期待されている。

 本多社長は「首都圏から近い地の利を生かし、伊豆の観光地とリンクしながら地域活性化にも役立つよう努力したい」と抱負を述べた。

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