北朝鮮砲撃:「北側死傷者は2けた」=国防委員長

「自走砲応射で茂島地域に被害集中」

 北朝鮮による延坪島砲撃に対する韓国軍のK-9自走砲応射で、北朝鮮軍の死傷者が2けたに達することが分かった。

 国会の元裕哲(ウォン・ユチョル)国防委員長=ハンナラ党、写真=は17日、本紙記者の取材に対し「韓国軍当局が韓米連合情報資産などを通じ、北朝鮮の被害状況を分析した結果、2けた以上の死傷者が出ていたことを把握、韓国軍が拠点を集中砲撃した茂島地域に死傷者が集中しているとみられるとの報告を受けた」と述べた。

 また、元委員長は「北朝鮮が(挑発行為を)全面戦争に拡大したとしても、韓米連合の戦力は開戦3日以内に休戦ラインに配備されている北朝鮮戦力の80%を壊滅させることができるほか、開戦5日以内に北朝鮮の領空全域を掌握できるとの報告を受けた」とも語った。

 元委員長は、韓国軍当局が18日から21日までの間に実施するとしている延坪島での砲撃訓練について、「気象条件などの変数はあるが、19日が有力だと聞いている」と明らかにした。

崔慶韻(チェ・ギョンウン)記者

【ニュース特集】北朝鮮砲撃、緊張高まる韓半島

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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