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事例を見てユーザビリティを考える

その4の解説. 情報の整理と構造化

Q: コーヒーの味を設定するとき、ユーザビリティの問題があるでしょうか?

A: 問題があります。

人間の認知的特性からメニューの数が多すぎると、選択に迷ってしまいます。適切なメニュー数は「7プラスマイナス2」すなわち「5から9まで」といわれています。下の図のように、コーヒーの「種類」と「飲み方」の2つの観点を明確に分けることで、選択肢の数を減らし、画面内の複雑さや、それに伴う認知的な負荷を軽減するとよいでしょう。



さらに、「砂糖」と「ミルク」をオプションとして扱い、選択肢をさらに減らすこともできます。