JRの新しい券売機操作手順
- 田幸@東京都 2001/9/11
今までと同じ操作で使える券売機と,そうでない券売機があるようですが,この2つ
はどのように違うのでしょうか?
- 福井哲也@大阪府 2001/9/11
Date: Tue, 11 Sep 2001 00:39:56 +0900
From: Yuji Takoh
Subject: [jarvi:20610] JRのテンキー付き券売機の操作手順につい
MLの皆さん、こんばんは。東京の田幸です。
JRの山手線や中央線などの駅に設置されているテンキー付きの券売機について、
皆さんにお伺いします。
パネルによるガイドや音声による説明もついているようですが、どちらも使えないぼ
くはテンキーの感触だけを頼りに切符を買っています。設置されたばかりのころ教え
てもらった次のような手順でやってきました。
1。硬貨や紙幣など切符代金を入れます。
2。テンキーの左下のアスタリスクキー * を押します。
3。切符代金相当の数字を押します。
160円なら 1 6 0 のキーを純に押します。
4。テンキーの右下のシャープキー # を押します。
1。から4。までを純にやれば問題なく切符が出てきたものです。
ところが最近になってこの手順でいくらやっても切符が出ない機械が増えてきたよう
です。
今日もなかなか切符が出てこなくて立ち往生していました。付き添いの人が駅員から
聞き出した話では2。の*キーを押した後、3。の切符代金の数字を押す前に、1の
キーを一度幼ければいけないそうです。券売機のそばに貼りつけてある点字の操作説
明とは手順が違うので戸惑っています。
なぜそのような操作が必要になったのでしょうか?
同じような経験をされた方、券売機事情をご存じの方、いらっしゃいませんでしょうか?
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Date: Tue, 11 Sep 2001 08:04:42 +0900
From: 福井 哲也
Subject: [jarvi:20615] テンキー付き券売機の操作手順変更
田幸さん、そして皆さんこんにちは。今はJR西日本の地域に引っ越してきてしまっ
た福井です。(ちなみに、JR西のタッチパネル券売機にはテンキーが付いていませ
ん。)
さて、1995年当時、JR東のタッチパネル券売機の改善を求める活動に参加した者
の1人として、田幸さんが今直面している問題は、とても重大なことと感じていま
す。なにしろ、今まで切符が買えていたのが、「買えなくなってしまった」のですか
ら。
すでに、何人かの方からコメントがあったように、JR東のテンキー付き券売機に
は、ソフトウェアの異なる2タイプが混在するようになっています。新タイプはIC
カード乗車券(スイカ)への積増し機能が追加されています(定期券や回数券が買え
るようになったわけではないはずです)。肝心のスイカの導入はまだ少し先なので、
この券売機の仕様変更はいわばスイカ導入の準備ということができます。その準備が
中途半端に進んでいるので、混乱が大きくなっていると思います。
そこで、まず田幸さんが音声ガイドが聞こえなくても切符が買える方法を考えました。
次のようにしたらいかがでしょう。
例えば、210円の切符を買うとしたら、券売機が新か旧かは無視して、新タイプの
操作手順でやってしまうのです。つまり、
*1#210#
と押すのです。「1#」は、新タイプでは、普通の乗車券購入を指定する操作になり
ます。
もし、目の前の券売機が旧タイプだったらどうなるかといいますと、「*1#」まで
押した段階で、「1円」という金額を指定したことになるのですが、そんな切符はあ
りませんので、「おとな1円です。この金額は発売されておりません。やり直してく
ださい」というようなエラーメッセージが出るはずです。そこで、次の「210#」
の入力が生きますから、210円の切符が買える「はず」です。
あのテンキー付き券売機は、音声が出ているときに次のキー操作をしても音声はカッ
トされませんが、キー入力は記憶してくれますので、音声を無視して上に述べた方法
で操作すれば、結果として新旧どちらのタイプの券売機にあたっても、切符が買える
と思うのです。
私はこの方法をすぐに実験しに行くことができないので残念なのですが、是非お試し
ください。
ところで、田幸さんの書き込みで気づいたのですが、JR東はテンキーの操作手順を
変更しながら、キーの右横の点字の説明書きと、券売機わきの壁面に貼ってある図入
りの点字の操作説明は前のままでほうってあるのですね。これが田幸さんの不幸の最
大の原因ですね。JR東はソフトだけ入れ替えて、「音声で案内しているからいい
や」と思い込んでいるに違いありません。これは、即刻改善を求めるべき問題です
ね。もし、テンキー横の点字説明の違いで券売機の新旧が区別できるとしたら、田幸
さんだけでなく、我々も操作ミスを防げるかもしれませんね。いや、なんにしても、
機会の盤面に「嘘」の操作手順を書いているというのは、これはまずいです。
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