少数派にこそ真実が宿る
昨日、ブログのことでこう言われた。
「ブログランキングですが、岩橋さんのブログ、S委員会をなかなか追い越せませんね。」
で、私はこう答えた。「追い越す気もないし、追い越せないと思うよ。だって、仮によ、いいこと書いてあったって、読み手がバカだったら、評価できないわけだからさ。あーゆーね、左翼や朝鮮人をボロカス書いてあるブログの方が人気あるじゃん。読み手がトロかったら、あーゆーブログの方が人気あるんじゃないの?」
その人は、「あーそーか。」と言った。
あれはたかだか人気投票である。人気投票と言えば、選挙だってそうなってしまっている。大衆はまともな政治家を選べない。大衆の代理人しか選べない。それと同じだ。公平で公正な有徳者が選んでいるわけではない。ランキングを上げるだけが目的なら、私だって朝鮮人をボロカス言えばいいわけだ。私から言わせれば、S委員会なんてのは基地外の範疇に入るんだけどさ。。あんなもの読んでる人、結構いるんだ。。アホス。まあ、いいや。
ともかく、書く方も読む方も朝鮮人ボロカスが面白いわけだ。
でもね、私の目的は違うし、そうする気は全くない。自称保守に真正保守になってもらいたく、つたない文章ではあるが、ガンバるのみだ。
先日、○井よしこの名古屋講演会は1000人集まったというが、我が師匠の名古屋における講演会はいつも100名くらいである。どうも師匠の話は、そこいらの人にはチンプンカンに聞こえるらしい。「大衆は大衆でないものを徹底的に嫌う」(オルテガ)なわけだから、むべなるかな。あたしゃ、○井よしこの講演会など行きたくもないけどね。
だから、いつまでたっても日本は良くならないわけ。私ら世間の中の少数派、そのまた右派の中の少数派は、師匠がよく言う「少数派にこそ真実が宿る。」を信じ、少数派の矜持をもって生きるしかあるまい。
小学校中学校のときのこと覚えてるでしょう。クラスの半数以上が勉強しても勉強ができない子であり、また残りのほとんどの子が勉強をしなけりゃ勉強ができない子であったわけだから、世の中ってのはそんな人間が大半だということを思い起こせば、マスコミが繁盛するのもわかるわけ。
右派の中には、「日本人は素敵だった」とか自虐史観の反対の気持ちわるーい自尊史観に浸っている人も多いが、左翼の反対やってりゃいいってもんじゃないんだよ。日本人が素敵だったのなら、なぜ一夜のうちにアメリカに寝返るんだ? 現実はそんなもんじゃない。
コメント
おつしゃるとおり
はたして人気に意義意味はあるのでしょうかね
投稿: taku | 2010年12月17日 (金) 23時10分
まあ、どなたかが政治に目覚めた時、右派のブログが上位にあれば、きっかけにはなるかもしれませんね。それも本当はきちっとしたブログが上位であればいうことありませんけど。
投稿: オオヤマレンゲ | 2010年12月17日 (金) 23時17分